出会い系サイトについて昔のニュースを調べていると、ときどき驚くような有名人の名前が出てくる。
その中でもかなり有名なのが、元新潟県知事の米山隆一氏だ。
2018年、当時新潟県知事だった米山氏の女性問題が週刊誌で報道され、その後、米山氏は知事を辞職した。
このニュースを覚えている人も多いと思う。
では、米山氏はいったいどの出会い系サイトを利用していたのだろうか。
当時の報道を確認すると、その名前はかなりはっきり出ている。
ハッピーメールだ。
今回は出会い系サイトの口コミ・歴史という視点から、このニュースを振り返ってみたい。
米山隆一氏が利用していたと報じられたのはハッピーメール
結論から言えば、米山隆一氏が女性との出会いに利用していたと報じられたサイトは、
ハッピーメール
だった。
2018年4月の報道では、米山氏がハッピーメールを通じて女性と知り合っていたことが大きく取り上げられた。
当時のJ-CASTニュースにも「米山知事が使った『ハッピーメール』」として記事が掲載されている。
つまり、
「ネットの噂でハッピーメールだったらしい」
という程度の話ではない。
当時の全国的な報道で、具体的にハッピーメールというサービス名まで広く知られることになったニュースだった。
本人も「出会い系サイト」の利用を認めている
さらに重要なのは、米山氏本人の記者会見だ。
2018年4月18日に行われた新潟県知事の臨時記者会見では、記者から、
出会い系サイトで知り合った複数の女性と交際し、金銭を渡していたという報道は事実なのか、
という趣旨の質問が出ている。
これに対して米山氏は、事実関係として認めている。
会見では出会い系サイトを何回くらい使ったのかという質問まで出た。
米山氏は「何回か」という趣旨で回答している。
つまり、出会い系サイトを利用して女性と知り合っていたこと自体については、本人も否定していない。
ハッピーメール以外も使っていたのか?
ここで出会い系サイト利用経験者として気になることがある。
「ハッピーメールだけだったのか?」
という点だ。
現在確認できる一次資料や当時の主要報道を見る限り、女性と知り合ったサイトとして具体的に名前が広く報じられたのはハッピーメールだ。
少なくとも、
「PCMAXも使っていた」
「ワクワクメールも使っていた」
「YYCも使っていた」
といったことまで事実として確認できる資料は、私が調べた範囲では確認できなかった。
したがって、ここは想像でサイト名を増やさない方がいい。
言えるのは、
米山氏がハッピーメールを利用して女性と知り合っていたと報じられ、本人も出会い系サイトの利用自体を認めた
というところまでだ。
そもそもハッピーメールとは?
ハッピーメールは、この騒動で突然誕生したサービスではない。
かなり以前から存在している老舗の出会い系サービスだ。
J-CASTニュースは2018年当時、ハッピーメールを2000年開設のサービスとして紹介している。
つまり米山氏のニュースが出た時点ですでに長い運営歴があった。
現在のマッチングアプリしか知らない人からすると、出会い系というだけで最近登場したサービスのように感じるかもしれない。
しかしハッピーメールの歴史は長い。
その老舗サイトを、当時の現職県知事が利用していた。
だからこそニュースとして強烈だったのだと思う。
「県知事も出会い系を使うのか」という衝撃
私がこのニュースを出会い系サイトの歴史として面白いと思うのはここだ。
出会い系サイトを使っている人というと、当時は今以上に特定のイメージを持たれやすかったと思う。
しかし、利用していたと報じられた人物は現職の県知事だった。
しかも米山氏は医師免許と弁護士資格を持つ人物としても知られていた。
そういう人物でもネットで出会いを探す。
この事実は、
出会い系サイトを利用する人の職業や社会的立場は外からでは分からない
ということを強烈に印象づけた。
出会い系ではプロフィール画面だけを見ても、画面の向こう側の人間がどんな生活をしているのか完全には分からない。
会社員かもしれない。
経営者かもしれない。
医師かもしれない。
そして、当時は現職県知事だった人物まで利用していたわけだ。
ハッピーメールの名前まで全国に知られた
この騒動でもう一つ興味深いのが、サービス名まで大きく報道されたことだ。
普通なら、
「出会い系サイトで知り合った女性」
だけでもニュースとして成立する。
ところが、この件では「ハッピーメール」という具体的な名前まで広く報じられた。
J-CASTニュースによれば、報道直後にはネット上でハッピーメールが話題になり、アクセス集中によってサイトが一時ダウンしたとの報告まで出ていたという。
皮肉な話だが、一つの政治ニュースによって出会い系サイトの名前が全国レベルで知られることになった。
当時ニュースを見て、
「ハッピーメールって何?」
と初めて検索した人もかなりいたのではないだろうか。
ただし「知事が使っていた=優良サイト」とはならない
ここは口コミサイトとして注意しておきたい。
「現職知事が利用していた」
という事実と、
「だから安全なサイトだ」
「だから必ず会えるサイトだ」
という評価は別問題だ。
有名人が利用していたからといって、そのサービスの安全性や出会いやすさが自動的に証明されるわけではない。
逆に、この事件があったからハッピーメールそのものが悪いという話にもならない。
サービスと利用者の行動は分けて考える必要がある。
ハッピーメールは男女が知り合う場所を提供している。
そこで知り合った後にどのような関係になるのかは、利用者によって大きく違う。
普通に恋人を探す人もいる。
友達を探す人もいる。
そして、ときにはトラブルになるケースもある。
一人の有名利用者だけを見てサイト全体を評価するのは難しい。
「本当に会えるの?」という疑問には強烈な事例だった
それでも出会い系口コミサイトの視点から見ると、米山氏の一件が強烈なのは、
ネット上だけで終わった話ではなかった
ということだ。
実際に女性と知り合い、現実に会っていたことまで報道された。
出会い系サイトについて検索すると、
「本当に会える?」
という疑問は昔から非常に多い。
米山氏のケースは、その意味では非常に特殊な形でハッピーメールが現実の出会いにつながっていたことが全国に知られた事例になった。
もちろん、その後の関係については大きな問題になったため、「成功例」と呼ぶような話ではない。
しかし、サイト上でメールを交換しただけではなく、実際の対面につながっていたことは事実として重要だ。
出会い系は「会えた後」の方が重要なのかもしれない
このニュースを振り返ると、出会い系サイトで本当に難しいのは「会うまで」だけではないことが分かる。
会った後に、
どんな関係になるのか。
相手は何を求めているのか。
自分は何を求めているのか。
二人の認識は一致しているのか。
ここまで含めて出会いなのだと思う。
米山氏は記者会見で、自分には恋愛感情があったという趣旨の説明をしている。
一方、報道された女性側の認識とは違いがあった。
出会い系サイトでは、こうした「関係についての認識のズレ」が起こる可能性がある。
これは有名人だけの問題ではない。
普通の利用者でも注意したいところだ。
まとめ|米山隆一氏が使っていたと報じられたのはハッピーメール
新潟県知事だった米山隆一氏は、どの出会い系サイトを利用していたのか。
2018年の報道で具体的に名前が出たのは、
ハッピーメール
だった。
米山氏本人も、新潟県の公式記者会見で出会い系サイトを利用して複数の女性と知り合った事実関係を認めている。
ただし、ハッピーメール以外にどのサービスを利用していたのかについては、確認できないことまで推測で書くべきではないだろう。
この出来事が印象的なのは、現職の県知事まで出会い系サイトを利用していたということだ。
ネットの向こう側にいる相手が何者なのかは、プロフィールだけでは分からない。
そしてもう一つ。
出会い系サイトは、
「会えたかどうか」だけで評価できるものではない。
会った後にどんな関係を築くのか。
そこまで含めて考える必要がある。
米山氏のニュースはハッピーメールの名前を全国に広めることになったと同時に、出会い系サイトにおける「出会った後」の重要性まで考えさせられる出来事だったと思う。


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