出会い系サイトやマッチングアプリを長く使っていると、ときどき不思議な偶然が重なることがあります。
私の場合、その一つが「実際に会ってみたら杖を使っている女性だった」という経験です。
一度なら特に何も思わなかったでしょう。
ところが似た経験が何度か続くと、
「どうして私は杖を使っている女性と会う機会がこんなにあるんだろう?」
と自分でも不思議になってきます。
もちろん、杖を使っていること自体は、その人の人間性や恋愛の価値を決めるものではありません。
また、杖を使う理由も外から見ただけでは分かりません。
だからこの記事では相手の事情を勝手に推測するのではなく、出会い系を使っている私自身の経験として、「なぜ同じような出来事が続いたように感じるのか」を考えてみます。
プロフィールだけでは分からないことは多い
出会い系サイトで相手を知る最初の材料は、プロフィールとメッセージです。
年齢。
住んでいる地域。
趣味。
休日の過ごし方。
好きな食べ物。
仕事。
こうした情報については、会う前からある程度分かります。
しかし、実際に会って初めて分かることもたくさんあります。
話すテンポや声の雰囲気もそうですし、歩く速さや待ち合わせ場所での行動もそうです。
プロフィールは、その人のすべてを説明するものではありません。
杖を使っていることについても、プロフィールに書く人もいれば、あえて書かない人もいるでしょう。
本人にとっては、それが自己紹介で最初に伝える必要のある情報ではない場合もあります。
だから、待ち合わせをして初めて知ること自体は不思議ではありません。
何度か続くと「なぜ私ばかり?」と思ってしまう
それでも、似た経験が何回か続くと気になります。
人間は一度強く印象に残った出来事があると、その後に似た出来事が起きたときにも気づきやすくなるものです。
普通に会った人については忘れていても、
「あれ、この前も似たことがあった」
という出来事は記憶に残りやすい。
そのため、実際の割合以上に「かなり多い」と感じている可能性もあります。
これは出会い系に限った話ではありません。
同じ職業の人と何人か続けて会えば、「なぜこの職業の人ばかり?」と思うかもしれません。
同じ出身県の人が続いても不思議に感じるでしょう。
偶然が2回、3回と重なるだけで、人はそこに何か理由があるように感じるものです。
私のプロフィールやメッセージにも理由がある?
もう一つ考えられるのは、自分のプロフィールやコミュニケーションです。
出会い系では、誰とでも同じ確率で会うわけではありません。
自分がメッセージを送る。
相手が返信する。
やり取りが続く。
お互いに「会ってもいい」と判断する。
そして初めて実際の待ち合わせになります。
つまり、会うところまで進んだ時点で何段階もの選択が行われています。
私のプロフィールやメッセージから、
「この人なら落ち着いて話せそう」
「急かされずに会えそう」
などと感じてもらえていたとしたら、それが結果に多少影響している可能性はあります。
ただし、これは本人に確認しなければ分かりません。
「きっと自分には特別な魅力があるからだ」と決めつけるのも違います。
あくまで一つの可能性として考える程度です。
大事なのは杖ではなく、実際に話してどう感じたか
待ち合わせ場所で相手が杖を使っていたら、一瞬驚くことはあるかもしれません。
でも、その後の時間で重要なのは別の部分です。
話していて楽しいか。
一緒にいて落ち着くか。
価値観が合うか。
また話したいと思えるか。
相手も自分との時間を楽しめているか。
恋愛や友人関係を考えるなら、こちらのほうがずっと重要です。
「杖をついていた人と会った」
という事実だけを強く記憶すると、相手そのものではなく特徴だけを見てしまうことがあります。
実際には一人ひとり違う人です。
同じように杖を使っていても、性格も生活も恋愛観も違います。
ひとまとめにはできません。
待ち合わせ場所については少し意識したい
この経験から私が考えるようになったのは、待ち合わせ場所の選び方です。
相手が杖を使うかどうかに関係なく、初対面なら移動の負担が少ない場所のほうが安心です。
駅から遠すぎない。
長時間歩かなくてもいい。
座って話せる場所がある。
エレベーターなどを利用しやすい。
こうした条件を意識すると、さまざまな相手と会いやすくなります。
ただし、こちらが勝手に「歩けないだろう」と判断する必要もありません。
必要な配慮は人によって違うからです。
分からなければ、
「待ち合わせ場所、ここで大丈夫ですか?」
と普通に確認すればいい。
これは相手が杖を使っていなくても同じです。
「助けてあげなければ」と考えすぎる必要もない
相手が杖を使っていると、こちらが必要以上に気を遣ってしまう場合があります。
しかし、何でも先回りして手伝えばいいとは限りません。
本人が普段から自分でできていることまで突然手伝われたら、かえって戸惑わせる可能性があります。
何か困っているように見えたら、
「大丈夫ですか?」
「何か手伝えることありますか?」
と確認する。
必要と言われれば手伝う。
必要ないと言われれば普通に接する。
そのくらいの距離感が自然だと思います。
これは出会い系のテクニックというより、人と会うときの基本的なコミュニケーションでしょう。
出会い系を長く続けるほど予想外の出会いは増える
出会い系サイトを使っていると、自分の日常生活だけでは接点がなかった人とも知り合います。
職業も違う。
生活環境も違う。
住んでいる場所も違う。
考え方も違う。
だからこそ、予想していなかった出会いが発生します。
それは出会い系のおもしろさの一つでもあります。
プロフィールだけを眺めていたときには分からなかったことが、実際に会うことで見えてくる。
そして、自分が持っていた先入観に気づくこともあります。
結局、私は一体何なのか
杖をついた女性と会う経験が何度か続いた。
では、それによって私は何者なのか。
たぶん答えは、それほど特別なものではありません。
出会い系を利用してさまざまな人とやり取りし、その中で偶然似た経験が何度か重なった一人の利用者です。
ただ、その経験を振り返ることで一つ気づいたことがあります。
出会い系ではプロフィールを見て「こんな人だろう」と想像しますが、実際に会った人は必ずその想像を少し超えてきます。
良い意味でも、そうでない意味でもです。
だからこそ、プロフィールの条件だけで人を判断するより、実際に会って話したときにどう感じたかを大切にしたい。
杖を使っているかどうかも、その人を構成する一部分にすぎません。
何度か同じような偶然が続けば、
「また?」
と思うことくらいはあります。
私もそうでした。
でも、そこで相手をカテゴリーとして見るのではなく、
「今回はどんな人なんだろう」
と一人の相手として向き合う。
出会い系を長く利用するほど、結局そこに戻ってくるのかもしれません。
出会いは、プロフィールだけでは分からない。
そして、予想外だからこそ記憶に残る。
私にとって「杖をついた女性と何度も会った」という出来事も、出会い系を使ってきた中で経験した、そんな不思議な偶然の一つです。


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