出会い系サイトを長く利用していると、女性との関係にはさまざまな形があることに気づく。
メッセージだけで終わる人もいる。
一度会って、それきりになる人もいる。
何度か食事をして友達のような関係が続く人もいる。
そして、お互いが納得したうえで一度深い関係になった後、逆にそれまでより長く交流が続くこともあった。
一般的には「身体の関係を持ったら関係が終わる」というイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、自分の経験では必ずしもそうではなかった。
もちろん、深い関係になれば長続きするという単純な法則でもない。
今回は出会い系サイトを利用してきた個人的な経験から、なぜ一度距離が縮まった後のほうが関係が続くケースがあるのかを考えてみたい。
1.会うだけで終わってしまうことは珍しくない
出会い系サイトでは、実際に会えたことがゴールのように感じることがある。
しかし、本当はそこからが始まりだ。
初めてカフェで話した。
一緒に食事をした。
楽しかったので「また会おう」と話した。
それでも二回目が実現しないことはある。
お互いに嫌な印象を持ったわけではなくても、そのまま連絡頻度が減って自然消滅してしまう。
これは自分も何度も経験してきた。
恋人でも友達でもない段階では、関係を続ける理由がまだ弱いのかもしれない。
2.一度距離が縮まった後に変化することもあった
一方で、何度か会ってお互いの気持ちを確認し、より親密な関係になった女性とは、その後も連絡が続いたケースがあった。
それまでより気軽にメッセージを送れる。
次に会う約束をしやすくなる。
お互いのことを以前より話せるようになる。
そんな変化を感じることがあった。
重要なのは、身体的な関係そのものだけではなかったように思う。
そこまでの過程で「この人なら大丈夫そうだ」と、お互いに一定の信頼を持てていたことのほうが大きかったのではないか。
3.「一度関係を持てば長続きする」ではない
ここは勘違いしたくないところだ。
一度深い関係になったからといって、その後も必ず会えるわけではない。
むしろ反対の場合もある。
一度会って終わる人もいるし、気持ちの温度差が分かって離れる場合もある。
相手は恋愛を考えていたのに、自分はそこまで考えていなかった。
あるいはその逆だった。
こうした認識の違いがあれば、距離が縮まったことが関係の長期化につながるとは限らない。
だから、「長く付き合いたいから深い関係になる」という順番で考えるのは少し違うと思っている。
4.長く続いた理由は「安心感」だったのかもしれない
自分の経験を振り返ると、長く続いた女性との間には共通点があった。
それは安心して話せることだった。
返信が少し遅くても必要以上に疑わない。
次に会ったときも自然に話せる。
自分を必要以上によく見せようとしなくていい。
そういう状態になると、関係は楽になる。
出会い系サイトで知り合った直後は、お互いに相手のことをよく知らない。
プロフィールが本当なのか。
どんな性格なのか。
会ったらどんな人なのか。
さまざまな不安がある。
何度か会って距離が縮まり、その不安が少なくなった結果として長く続いた、と考えるほうが自分の経験には近い。
5.大切なのは相手も同じ気持ちなのか
出会い系を利用するとき、特に気をつけたいのは、自分の希望と相手の希望を同じだと思い込まないことだ。
自分は好意がある。
だから相手も好意があるはず。
自分はもっと親しくなりたい。
だから相手もそう思っているはず。
これは危険な思い込みになる。
親密な関係になる場合も、お互いの意思が一致していることが前提だ。
一度了承されたことが、その後もずっと了承されているという意味でもない。
相手が嫌がっている、迷っている、断っているのであれば、そこで止めるのは当然だ。
この部分は出会い系かどうかに関係なく、人間関係の基本だと思う。
6.身体の関係がなくても長く続く人はいる
逆の経験もある。
身体の関係がまったくなくても、長期間連絡を取り続けた女性はいる。
メッセージを送り合う。
時々電話をする。
食事をする。
悩みを話す。
それだけでも十分に関係が続く場合がある。
つまり、関係の深さを身体的な距離だけで測ることはできない。
何年も話せる相手のほうが、一度だけ親密になった相手より自分にとって大切になることもある。
ここが人間関係の面白いところだと思う。
7.「何をしたか」より「その後どう接したか」
個人的には、長く続くかどうかを左右するのは、その後の接し方のほうが大きいと感じている。
親しくなった途端に連絡しなくなる。
扱いが雑になる。
相手への関心を失う。
これでは相手から見れば、「目的を達成したから態度が変わった」と感じるかもしれない。
反対に、以前と変わらず話す。
相手の話を聞く。
次に会ったときも普通に食事を楽しむ。
こうした積み重ねがあれば、関係は続きやすい。
親密さは関係のゴールではなく、長い人間関係の途中にある出来事の一つ、と考えるくらいがちょうどいいのかもしれない。
8.出会い系では最初に目的が一致しているとは限らない
出会い系サイトにはさまざまな目的の人がいる。
恋人を探している人。
まずは話せる相手がほしい人。
食事に行ける相手を探している人。
将来のパートナーを考えている人。
だからこそ、自分の目的だけで相手を判断しないほうがいい。
プロフィールやメッセージだけで決めつけず、実際の会話を通じて相手が何を望んでいるのかを確認していく。
この部分が合っている二人ほど、その後も自然に関係が続きやすいのではないかと思う。
9.長く続く関係に必要だったもの
これまでの経験を振り返ると、長く続いた関係には、いくつか共通するものがあった。
会話が苦痛ではないこと、相手を急かさないこと、連絡頻度の感覚が極端に違わないこと、そして相手を一人の人間として尊重できることだ。
深い関係になったことが、二人の心理的な距離を縮めるきっかけになったケースは確かにあった。
しかし、それだけで関係が維持されたわけではない。
結局は、その後も「また話したい」「また会いたい」と双方が思えるかどうかだった。
まとめ|距離が縮まることより、その後の関係が大切だった
自分の出会い系サイトでの経験では、一度親密な関係になった後のほうが、それまでより長く交流できた女性もいた。
ただし、これは「一度深い関係になれば女性との関係を長く保てる」という意味ではない。
深い関係にならなくても長く続いた女性はいるし、逆に距離が縮まっても、その後に続かなかった人もいる。
振り返ってみれば、重要だったのは行為そのものより、そこに至るまでにできていた信頼、安心感、相互の好意、そしてお互いの意思を尊重することだったように思う。
出会い系では「会えた人数」や「どこまで関係が進んだか」が目立ちやすい。
しかし長く付き合える相手を考えるなら、もっと重要なのは、その人と普通に話し続けられることなのかもしれない。
一度距離が縮まったから長続きしたのか。
それとも、もともと信頼できる二人だったから距離が縮まり、その結果として長続きしたのか。
自分の経験を振り返ると、後者だったケースのほうが多かったように感じている。


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