出会い系サイトを長く利用していると、待ち合わせ場所にもいろいろな思い出が残る。
新宿、渋谷、池袋。
駅前のカフェやコンビニ。
地方ならショッピングモールや大きな公共施設の近く。
そんな中でも、今回印象に残っている待ち合わせ場所は東京駅だった。
東京駅といえば、とにかく大きい。
新幹線も在来線も地下鉄も集まり、毎日ものすごい数の人が行き交っている。
「初めて会う相手と、なぜこんな大きな駅で待ち合わせることになったんだろう?」
今振り返ると、そんな疑問もある。
そしてもう一つ覚えていることがある。
待ち合わせ場所に現れた女性が、かなり綺麗だったことだ。
自分の記憶の中では、タレントの榊原郁恵さんをどこか連想させる、明るく親しみやすい雰囲気の女性だった。
もちろん本人に似ているかどうかは、見る人によってまったく違うだろう。
これはあくまで、当時の自分が受けた印象の話だ。
出会い系サイトで知り合った年上の女性
最初のきっかけは出会い系サイトだった。
プロフィールを見て、メッセージをやり取りする。
最初から会うことが決まっていたわけではない。
何度かやり取りをしているうちに、
「一度会って話してみよう」
という流れになった。
出会い系サイトでは、ここまで進んでも実際に会えるとは限らない。
返信が突然来なくなることもある。
予定が合わなくなることもある。
当日になってキャンセルされる場合もある。
だから自分の場合、待ち合わせ場所に相手が現れるまでは、
「本当に来るかな?」
という気持ちがどこかにあった。
なぜ東京駅だったのか?
そして待ち合わせ場所が東京駅になった。
東京に住んでいる人ならわかると思うが、東京駅は便利な一方で、初対面の待ち合わせには少し難しい場所でもある。
とにかく広い。
改札も出口も多い。
丸の内側と八重洲側では、まったく違う場所に出てしまう。
「東京駅で待ち合わせ」
これだけでは、お互いに見つけるのが大変だ。
それでも東京駅が選ばれる理由はわかる。
複数の路線からアクセスしやすい。
新幹線も停まる。
周辺には飲食店やカフェも多い。
どちらか一方の自宅近くで会うより、お互いが移動しやすい大きな駅を選ぶ。
初対面なら、こうした中立的な場所のほうが安心感もある。
今考えると、それが東京駅になった大きな理由だったのかもしれない。
東京駅で相手を探す
待ち合わせ当日。
東京駅には相変わらず大勢の人がいた。
会社員。
観光客。
旅行者。
大きな荷物を持った人。
待ち合わせをしているらしい人。
その中から、まだ一度も会ったことのない相手を探す。
これが意外と難しい。
プロフィール写真を思い出しながら周囲を見る。
「この人かな?」
と思う。
違う。
スマートフォンを確認する。
また周囲を見る。
初対面の待ち合わせ特有の緊張感がある。
そして相手らしい女性が近づいてきた。
想像以上に綺麗だった
実際に会ったときの第一印象は、かなり良かった。
綺麗な人だった。
若い女性というより、大人の女性らしい落ち着きがある。
それでいて、堅い感じではない。
表情に明るさがあって、親しみやすい。
そのとき自分の頭に浮かんだのが、
「榊原郁恵さんみたいな雰囲気が少しあるな」
という印象だった。
顔が完全にそっくりという意味ではない。
明るい表情や健康的な感じ、親しみやすい雰囲気。
そうした全体的な印象から連想したのだと思う。
プロフィール写真だけでは、そこまではわからなかった。
写真と実物はやっぱり違う
ネットでの出会いでは、どうしても最初に写真を見る。
写真が第一印象になる。
しかし、実際に会ってみると、人の印象は写真だけでは決まらないことがよくわかる。
声がある。
表情が動く。
笑う。
話す。
歩く。
こちらの話を聞いているときの表情もある。
そうしたものが全部合わさって、一人の人間としての印象になる。
この女性についても、
「写真より実際に会ったときのほうが魅力が伝わる人だな」
と感じた。
これは出会い系サイトを利用していて、ときどき経験することだった。
「熟女」という言葉だけではわからない
出会い系サイトでは、年上の女性をまとめて「熟女」と呼ぶことがある。
しかし実際に会ってみると、当然ながら一人一人まったく違う。
年齢だけを見ても、その人の雰囲気はわからない。
若々しい人もいる。
落ち着いている人もいる。
よく笑う人もいる。
仕事の話をすると急に真剣な表情になる人もいる。
プロフィールに表示されている年齢は、その人を構成する情報の一つにすぎない。
今回の女性も、年齢より先に、
「綺麗で明るい人だな」
という印象が残った。
綺麗な女性ほど普通に話したほうがいい
相手が想像以上に綺麗だと、こちらが勝手に緊張する。
「何か面白いことを言わないと」
「よく見せないと」
そんなことを考えてしまう。
でも経験上、これは逆効果になりやすい。
初対面だからこそ普通に話す。
無理に格好をつけない。
相手の話を聞く。
質問ばかりにせず、自分のことも少し話す。
結局、それくらいが一番自然だ。
相手も初対面なのだから、こちらと同じように多少は緊張しているかもしれない。
東京駅は初対面に向いている?
この日のことを振り返ると、東京駅にはメリットも多かったと思う。
最大のメリットは、人目があること。
ネットで初めて知り合った相手と会うなら、これは大切だ。
周囲に人がいる。
飲食店がたくさんある。
何か違和感があれば、そのまま帰ることもできる。
初対面でいきなりどちらかの自宅に行くより、ずっと安心できる。
一方でデメリットもある。
広すぎる。
待ち合わせ場所を曖昧にすると、なかなか会えない。
東京駅を使うなら、
「丸の内側」
「八重洲側」
だけではなく、できるだけ具体的な場所まで決めておいたほうがいい。
会うまでは相手を決めつけない
出会い系サイトを利用していて思うのは、メッセージだけで相手を判断しすぎないほうがいいということだ。
もちろん、安全面の確認は必要だ。
不自然な勧誘をしてこないか。
お金の話ばかりしてこないか。
すぐに個人情報を聞いてこないか。
怪しい点があれば会わない判断も必要になる。
ただ、普通にやり取りが続いている相手なら、実際に会って初めてわかることも多い。
今回の女性もそうだった。
画面上ではわからなかった魅力が、実際に会ったことで伝わってきた。
待ち合わせ場所まで記憶になる
時間が経つと、細かな会話は少しずつ忘れていく。
何時に会ったのか。
最初に何を話したのか。
どんなメッセージを送ったのか。
全部を正確に覚えているわけではない。
それでも、
「東京駅で待ち合わせをした」
という場面は残っている。
そして、
「会ってみたら、明るくて綺麗な大人の女性だった」
という第一印象も残っている。
出会い系サイトの記録というと、何人と会ったとか、うまくいったとか、数字や結果ばかりに目が行きやすい。
でも実際には、こういう一日の小さな場面のほうが長く記憶に残ることもある。
まとめ|東京駅で会った綺麗な大人の女性
出会い系サイトで知り合った女性と、東京駅で待ち合わせをした。
なぜ東京駅だったのか。
今考えると、交通の便利さと、人目のある場所で会える安心感が大きかったのだと思う。
そして実際に現れた女性は、自分が想像していた以上に綺麗だった。
当時の自分には、榊原郁恵さんを少し連想させるような、明るく親しみやすい雰囲気に感じられた。
もちろん、それは自分の主観的な印象にすぎない。
それでも、
東京駅。
大勢の人。
スマートフォンを確認しながら相手を待つ時間。
そして初めて顔を合わせた瞬間。
それらを含めて、一つの出会いの記憶になっている。
出会い系サイトは画面の中だけで完結するものではない。
画面の向こうにいる人と実際に会った瞬間から、プロフィールではわからなかったその人自身が見えてくる。
東京駅での待ち合わせは、自分にとってそれを改めて感じた一日だった。


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