出会い系サイトを長く利用していると、本当にいろいろな人と出会う。
仕事も違う。
年齢も違う。
住んでいる場所も違う。
性格も違う。
そして当然、身体的・精神的な事情や障害の有無も人それぞれだ。
以前、私は出会い系サイトを通じて障害のある一人の成人女性と知り合ったことがある。
実際に話してみると、私が最初に持っていたイメージとはかなり違った。
特に印象に残ったのは、恋愛や男女関係についてかなり積極的だったことだ。
当時の私は少し驚いた。
今回はその経験を、「障害のある女性はこういう人だ」という一般論ではなく、あくまで私が出会った一人の女性との体験記録として振り返ってみたい。
出会い系では相手の背景まで最初から分からない
プロフィールを見ただけでは、その人のすべては分からない。
写真。
年齢。
趣味。
自己紹介。
住んでいる地域。
分かるのは、その程度だ。
メッセージを始めて初めて分かることも多い。
さらに実際に会えば、文章だけでは分からなかった性格や雰囲気が見えてくる。
その女性についても同じだった。
やり取りを続けるうちに、本人から障害があることを聞いた。
私は少し身構えた。
「自分は普通に接することができるだろうか」
そんなことを考えた記憶がある。
しかし実際に話してみると、私が必要以上に意識していただけだった。
実際に会えば「一人の女性」だった
待ち合わせをして実際に会った。
最初は当然緊張した。
これは障害の有無とは関係ない。
出会い系で初めて会う相手なら毎回そうだ。
何を話そう。
相手は自分をどう思うだろう。
会話は続くだろうか。
しかし話し始めると、そうした緊張も少しずつ消えていった。
好きなものの話をする。
日常の話をする。
恋愛の話もする。
そこで感じたのは当たり前のことだった。
目の前にいるのは「障害のある人」というカテゴリーではなく、一人の女性だった。
恋愛について思った以上に積極的だった
私が特に驚いたのは、彼女の恋愛に対する姿勢だった。
自分の気持ちを比較的はっきり話す。
好き嫌いも伝える。
男女の距離感についても、私より積極的に感じる場面があった。
当時の私は、
「意外だな」
と思った。
なぜそう感じたのか。
今振り返ると、私の中に勝手な先入観があったのだと思う。
障害がある人は恋愛にも消極的なのではないか。
そんなイメージを、どこかで持っていたのかもしれない。
もちろん実際にはそんな単純な話ではない。
積極的な人もいる。
慎重な人もいる。
恋愛が好きな人もいる。
あまり興味がない人もいる。
それは障害のない人と同じだ。
「エロい人だった」で終わらせると見えなくなる
当時の印象を非常に単純な言葉にすれば、
「かなり積極的な女性だった」
となる。
しかし、それだけで彼女を説明するのは違うと思う。
恋愛について積極的だったことは、その人を構成する一部分にすぎない。
話していて楽しいところもあった。
考え方もあった。
生活もあった。
悩みもあっただろう。
一人の人間にはいろいろな面がある。
出会い系では短時間で相手を判断しがちだが、これは忘れない方がいいと思った。
障害と恋愛を勝手に結びつけない
一人の女性が積極的だった。
だから、
「障害のある女性は恋愛に積極的だ」
とは言えない。
当然だ。
一人の経験から大きな集団の特徴を決めることはできない。
逆も同じだ。
大人しい女性と会ったからといって、
「障害のある女性は恋愛に消極的」
とも言えない。
その人の性格は、その人のものだ。
今考えると、今回の体験から私が一番学んだのはここだった。
障害の有無と、その人の恋愛観や性的な積極性を単純に結びつけないこと。
出会い系では対等であることが大切
相手に障害があると聞くと、
「こちらが助けてあげなければ」
と考えることもあるかもしれない。
でも恋愛やデートなら、基本的には二人の関係だ。
どちらか一方だけが決めるものではない。
どこへ行くか。
何をするか。
どこまで関係を進めるか。
相手の希望を聞く。
自分の希望も伝える。
嫌なら断る。
相手が嫌がればやめる。
これは相手に障害があるかどうかに関係なく同じだと思う。
積極的でも「何でもOK」という意味ではない
これも重要だった。
恋愛について積極的な人だからといって、何でも受け入れるわけではない。
積極性と同意は別だ。
昨日まで好意的だったとしても、今日は気持ちが変わるかもしれない。
あることには積極的でも、別のことは嫌かもしれない。
だから、
「この人は積極的だから大丈夫だろう」
と勝手に判断しない。
その場その場で相手の意思を尊重する。
これはどんな出会いでも同じだ。
出会い系だからこそ急がない
出会い系では、普通の生活では接点がなかった人とも短期間で知り合える。
これは面白いところだ。
一方で、お互いのことをほとんど知らない状態から始まる。
だから急がない方がいい場合もある。
プロフィールに書かれていることだけで判断しない。
メッセージだけでも判断しない。
実際に会った一回だけでも全部を判断しない。
少しずつ知る。
違和感があれば確認する。
お互いに安心できる範囲で関係を進める。
当たり前だが、長く出会い系を使っていると、この基本を忘れそうになることもある。
私の方に先入観があった
今回のことを振り返って一番考えるのは、女性より自分の側の問題だ。
私は最初、
「障害がある」
という情報を必要以上に大きく考えていた。
でも実際に会えば、
よく笑う。
自分の意見を言う。
恋愛の話をする。
積極的な部分もある。
当然だが、その人にはその人自身の個性があった。
私が頭の中で勝手に作っていた人物像とは違った。
会う前にカテゴリーで相手を想像しすぎていた。
これは反省点だと思う。
出会い系を使って価値観が広がった部分
出会い系には良いところも悪いところもある。
返信が来ない。
会えない。
お金を使う。
変わった相手に遭遇する。
そうした面も経験してきた。
一方で、普段なら知り合わなかった人と話せるという面もある。
職業が違う人。
生活環境が違う人。
年齢が違う人。
そして障害のある人。
実際に一対一で話すことで、自分の思い込みに気づくことがある。
今回の女性との出会いも、私にとってはその一つだった。
恋愛を楽しみたい気持ちは人それぞれ
人は誰でも恋愛したい。
そう言い切ることもできない。
恋愛したくない人だっている。
一人でいる方が好きな人もいる。
逆に、恋愛を思い切り楽しみたい人もいる。
それは個人差だ。
障害の有無だけで決まるものではない。
今なら当たり前にそう思う。
でも実際に会う前の私は、その当たり前を十分理解していなかったのかもしれない。
出会い系口コミでは相手を「ネタ」にしすぎない
体験談を書くと、どうしても強いタイトルを付けたくなる。
刺激的な出来事の方が読まれそうに感じるからだ。
しかし実際に存在する相手との話なら、少し考えたい。
個人を特定できる情報は出さない。
病名など本人のセンシティブな情報を必要以上に詳しく書かない。
相手を笑いものにしない。
一つの特徴だけで人物像を決めつけない。
自分自身の体験を中心に書く。
その方が長く残す口コミとしてもいいと思う。
まとめ|積極的だったのは「障害があるから」ではなく、その人の個性だった
出会い系サイトで知り合った、障害のある一人の成人女性。
私が印象に残っているのは、恋愛について思っていた以上に積極的だったことだ。
当時は驚いた。
しかし今振り返ると、
驚いたこと自体に、私の先入観が表れていたのかもしれない。
障害があるから積極的。
障害があるから消極的。
どちらも違う。
彼女が積極的だったのは、まず彼女自身の個性として考えるべきだった。
出会い系ではプロフィールによって相手をカテゴリーで見ることが多い。
でも実際に会うのはカテゴリーではない。
一人の人間だ。
今回の経験は、それを改めて考えるきっかけになった。
出会い系でいろいろな女性と会った経験の中でも、自分の中にあった思い込みに気づかされた出会いとして、今でも記憶に残っている。


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