出会い系やマッチングサービスを長く使っていると、不思議な時期がある。
誰とも連絡が続かない時期もあれば、逆に何人もの女性と同時にLINEが続く時期もある。
私の場合、一時期、彼女と呼べる女性が5人いるような状態になったことがあった。
文字にすると、
「5人も彼女がいるなら楽しいだろう」
と思われるかもしれない。
確かに、最初は楽しかった。
スマホを見る。
女性からLINEが来ている。
返信すると、また別の女性からLINEが来る。
自分を必要としてくれる人が何人もいるように感じた。
しかし、それが毎日続くと状況が変わってくる。
特に大変だったのが夜だった。
仕事や用事を終えて、寝る前にスマホを見る。
するとLINEがたくさん溜まっている。
今回は、複数の女性と同時期にやり取りしていた頃に感じたことを、出会い系口コミの実体験として書いてみたい。
最初はLINEが来るだけでうれしかった
出会い系を使っていても、必ず女性から返信が来るわけではない。
メッセージを送る。
返事がない。
LINEを交換する。
数日後には連絡が止まる。
そんなことも普通にある。
だから女性とのLINEが続くだけでも、最初はうれしかった。
「おはよう」
「仕事終わった?」
「今日は何してた?」
そんな普通のLINEでもいい。
自分のスマホに誰かからメッセージが届く。
それだけで楽しい時期があった。
一人なら簡単だった
一人の女性だけなら、それほど大変ではない。
LINEが来る。
内容を読む。
返信する。
また返ってきたら話す。
相手との過去の会話も覚えている。
好きな食べ物。
仕事の話。
次に会う予定。
最近何をしていたか。
一人なら頭の中で整理しやすい。
ところが相手が増えると、急に難しくなる。
2人、3人と増えていった
最初から、
「5人と同時にやり取りしよう」
と計画していたわけではない。
一人と仲良くなる。
別の女性ともLINEが続く。
以前から知っていた女性から連絡が来る。
そんなことが重なっていった。
気づけば、複数の女性とかなり頻繁にLINEする状態になっていた。
そして多いときには、私の感覚では彼女と呼べるような関係が5人ほど重なっていた。
ただし「交際」の認識が全員まったく同じだったかは別問題だ。
今振り返れば、ここはもっと明確に確認するべきだったと思う。
夜になるとLINEが集中する
昼間は仕事をしている人が多い。
私もすぐ返信できるとは限らない。
だからLINEが増えるのは夕方から夜だった。
仕事が終わった。
夕食を食べた。
お風呂に入った。
寝る前になった。
この時間帯になると、みんなスマホを見る。
当然、LINEも来る。
一人から、
「今日どうだった?」
と来る。
返信している途中で別の女性から、
「今何してる?」
と来る。
さらにもう一人から通知。
気づくと未読が増えている。
寝ようと思ったら未読が何件もある
一番印象に残っているのが寝る前だ。
もう眠い。
布団に入る。
スマホを充電する。
最後にLINEだけ確認する。
すると、
まだ返信していないメッセージが何件もある。
「明日返せばいい」
と思えばいいのだが、当時はそう簡単に割り切れなかった。
返信しなければ、
「どうしたの?」
と思われるかもしれない。
既読を付けたら返さなければ悪い気もする。
結局、寝る直前までLINEをする。
一人への返信が終わると、別の女性から新しいメッセージが来る。
「誰に何を話したか」が分からなくなる
複数の人とLINEしていて意外と大変なのがこれだった。
昨日この話をした。
でも、
誰に話した?
となる。
仕事の出来事をAさんに話したのか。
Bさんにも話したのか。
次の休みの予定を誰に伝えたのか。
同じ話を二度してしまう可能性もある。
逆に、
「それ、前に話したよ」
と言われることもある。
相手が増えるほど、一人ひとりとの会話を覚えておく負担も増えていく。
名前を間違えたら大変
これはかなり気を使った。
複数のLINE画面を行ったり来たりする。
相手ごとに会話の内容が違う。
そこで名前を間違えたら、一気に問題になる。
送信する前に、
「これは誰への返信だ?」
と確認する。
LINEというのは簡単に送れるからこそ、誤送信も怖い。
特に眠い夜は注意力が落ちる。
楽しいはずのLINEが、だんだん慎重さを必要とする作業になっていった。
同じ「おやすみ」でも5回になる
一人なら、
「おやすみ」
で終わる。
しかし5人なら単純に5回ある。
もちろん毎日全員と話すわけではない。
それでも、
「今日は疲れた」
「明日仕事?」
「またLINEするね」
「おやすみ」
という会話が複数同時に進む。
一つ一つは短い。
でも積み重なると時間を使う。
人間関係は人数が増えるほど、必要な時間も増える。
当たり前のことだが、実際に経験するとよく分かった。
LINEの返信速度にも個人差がある
女性によってLINEのスタイルも違った。
すぐ返信する人。
数時間後に返す人。
長文を書く人。
短文を何回も送る人。
スタンプをよく使う人。
電話したがる人。
だから単純に5人分のLINEというだけではない。
それぞれにリズムがある。
こちらが短く返信して終わったと思っても、すぐ次の質問が来ることもある。
逆に翌日まで返事がない人もいる。
この違いに合わせるのも意外と大変だった。
楽しいのに疲れるという不思議
ここが一番印象的だった。
女性からLINEが来ること自体はうれしい。
嫌なら返信しなければいい。
それなのに、
うれしいのに疲れる。
そんな状態になった。
これはLINEそのものが嫌なのではなく、人間関係を同時に維持することにエネルギーを使っていたのだと思う。
相手の話を読む。
気持ちを考える。
返信を考える。
約束を覚える。
それを何人分も繰り返す。
スマホの中だけの話に見えて、実際にはかなり頭を使う。
「人数が多いほど幸せ」とは限らなかった
出会い系を始めたばかりの頃なら、
「彼女が5人いたら最高だ」
と単純に考えたかもしれない。
しかし実際に複数の女性との関係が重なると、違うものが見えてくる。
恋愛には時間が必要だ。
LINEだけではない。
会う時間。
話を聞く時間。
相手のことを考える時間。
そして自分一人で過ごす時間も必要になる。
人数が増えれば、それらが分散する。
一人との関係に使える時間は少なくなる。
相手側から見ればどうだったのか
今振り返ると、ここも重要だ。
私は、
「LINEがいっぱい来て大変だ」
と思っていた。
しかし相手からすれば、自分は一人の恋人と話しているつもりだった可能性もある。
もし相手が一対一の交際だと思っているのに、こちらだけが複数交際しているなら認識が違う。
これは単なるLINE管理の問題ではない。
相手との約束や信頼の問題になる。
複数の人と関係を持つなら、相手がそれをどう認識しているかは非常に重要だと思う。
返信することが目的になってしまう
LINEが多すぎると、ある変化が起きた。
最初は、
「彼女と話したい」
だった。
ところが未読が増えると、
「全部返信しなければ」
になる。
会話からタスクへ変わってしまう。
これは良くない。
本来、好きな人とのLINEは楽しいものだったはずだ。
それが、
未読ゼロにする。
返信を終わらせる。
次のLINEへ移る。
という状態になれば、相手との会話を楽しめなくなる。
寝る前くらいスマホを置きたいと思った
その頃から、
「夜は一人で静かに過ごしたい」
と思うことも増えた。
スマホを置く。
何も返信しない。
動画を見る。
本を読む。
そのまま寝る。
そんな普通の時間が欲しくなる。
人とつながれることは楽しい。
しかし、ずっと誰かとつながっている状態が快適とは限らない。
一人の時間があるから、人と話す時間も楽しくなるのかもしれない。
出会い系で重要なのは「人数」ではなかった
出会い系の体験談では数字が目立つ。
何人と会った。
何人とLINE交換した。
何人と付き合った。
数字が大きいと成功しているように見える。
私も以前はそう思っていた。
しかし複数の女性と同時にやり取りしてみると、
人数だけでは恋愛の満足度は決まらない
と感じるようになった。
5人からLINEが来ることより、一人と落ち着いて話せるほうが楽しい日もある。
一人ひとりとの関係のほうが大切
5人いれば、単純に幸せが5倍になる。
そんな計算にはならなかった。
むしろ時間は有限だ。
一日は24時間しかない。
仕事もする。
食事もする。
寝る。
自分の時間も必要だ。
その残った時間を人間関係に使う。
人数が増えれば、一人に使える時間は減る。
だから重要なのは人数ではなく、
「この人とどんな関係を作りたいのか」
なのだと思う。
LINEが溜まった夜に気づいたこと
寝る前にスマホを見る。
LINEの通知が並んでいる。
以前なら、
「こんなに女性からLINEが来るなんてすごい」
と思ったかもしれない。
実際、その状況を楽しんでいた時期もあった。
しかし続けていると別のことに気づいた。
LINEの数が増えることと、人間関係が深くなることは同じではない。
むしろ一人の話をゆっくり聞く時間がなくなることもある。
今なら人数より関係の質を見る
出会い系を利用していると、どうしても結果を数字で見たくなる。
でも恋愛はアクセス数ではない。
5人と浅く話すのが楽しい人もいる。
一人と深く付き合いたい人もいる。
どちらが正しいという話ではない。
ただ、相手との認識を合わせることは必要だ。
そして自分が無理なく続けられる関係なのかも考えたほうがいい。
私の場合、夜寝る前に大量のLINEを見ながら、
「彼女が多ければ単純に楽しい、というわけでもないんだな」
と感じるようになった。
最後に
出会い系を使っていた時期、複数の女性との関係が同時に続き、私の感覚では彼女と呼べる女性が5人ほどいたことがあった。
最初は楽しかった。
LINEが来る。
返信する。
また来る。
しかし夜になると未読が溜まる。
誰と何を話したのか確認する。
返信しているうちに寝る時間が遅くなる。
そんな日もあった。
そこで分かった。
恋愛は人数ではなく、一人ひとりに使える時間も大切だ。
出会える人数を増やすことばかり考えていた時期には、なかなか気づかなかった。
スマホいっぱいに並んだLINEを見ながら知った、少し意外な出会い系の現実だった。


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