2000年代に人気だったコンドームランキング|出会い系全盛期の定番を振り返る

出会えた体験談

2000年代といえば、今とは出会い方がかなり違っていた。

スマートフォンもマッチングアプリもまだ一般的ではなく、ガラケーを使って出会い系サイトへアクセスしていた時代だ。

メールを送る。

返信を待つ。

待ち合わせ場所を決める。

実際に会ってみる。

そんな出会いを経験した人も多いだろう。

では、そのころコンドームにはどんな商品があり、何が注目されていたのだろうか。

今回は2000年代を振り返りながら、当時を代表するコンドームをランキング形式で紹介したい。

※当時の全商品の年間販売個数を比較した公式ランキングではなく、発売時期、ヒット実績、ブランドの定着度などから振り返るランキングとしてまとめている。

第5位|スタンダードなラテックス製コンドーム

2000年代を振り返ると、忘れてはいけないのが普通のラテックス製コンドームだ。

現在は「0.01」「0.02」など薄さを前面に出した商品が非常に目立つ。

しかし当時は、そこまで薄さだけを意識して商品を選んでいなかった人も多かったのではないだろうか。

ドラッグストアなどへ行けば複数の商品が並んでいて、その中から価格や入数、パッケージを見て選ぶ。

そんな買い方も一般的だった。

特別な機能より、

「知っているメーカーだから」

「価格が手頃だから」

「たくさん入っているから」

という理由で選ぶ。

2000年代のコンドームを語るなら、こうした普通の商品が市場の土台にあったことは外せない。

第4位|ジェクス系のコンドーム

日本のコンドーム市場では、ジェクスの商品も長く見かける存在だ。

コンドームという商品は、毎回まったく知らないブランドへ乗り換えるというより、一度使って問題がなければ同じメーカーを選ぶ人もいる。

2000年代の売り場でも、メーカーごとに異なるパッケージの商品が並んでいた。

当時は現在ほどネット通販が生活に入り込んでいなかったので、

「店頭で見つけて、その場で選ぶ」

という体験そのものが今より重要だったように思う。

出会い系で急に女性と会うことになった場合などは、なおさらだ。

待ち合わせ前にドラッグストアやコンビニへ寄って購入する。

そんな場面では、見覚えのある商品を選びやすかった。

第3位|オカモトの定番シリーズ

コンドームと聞いてオカモトを思い浮かべる人も多いだろう。

2000年代にも、日本のコンドーム市場を語るうえで外しにくいメーカーの一つだった。

この時代から現在へ続く大きな流れとして注目したいのが、

「より薄いものを求める」

というニーズだ。

コンドームは避妊や性感染症予防のために重要な製品である一方、使用感も商品選択に影響する。

そのため各メーカーが素材や薄さ、装着感などで違いを作るようになっていった。

2000年代は、その競争がさらに分かりやすくなっていった時代だったように思う。

第2位|サガミオリジナル

2000年代を代表する存在として外せないのがサガミオリジナルだ。

サガミオリジナルが最初に発売されたのは1998年。

大きな特徴は、一般的な天然ゴムラテックスではなくポリウレタンを使用したことだった。

相模ゴム工業によれば、初代商品は発売直後からヒット。その後の自主回収を経て、2000年2月に再発売され、再び高い支持を得たという。

これは当時としてはかなり印象的だったと思う。

「ゴムじゃないコンドーム」

という違いが分かりやすかったからだ。

ゴム特有のにおいがないことや熱伝導性など、素材そのものを商品の特徴として打ち出した。

現在ではポリウレタン製という言葉を知っている人も増えたが、当時は新鮮に感じた人も多かったはずだ。

第1位|サガミオリジナル0.02

2000年代を象徴する商品として1位に挙げたいのが、サガミオリジナル0.02だ。

相模ゴム工業の沿革によると、発売は2005年2月。

20ミクロン台という薄さを実現し、発売後1カ月以内に販売数量でトップになったと同社は説明している。

現在でも0.02シリーズは販売されており、ポリウレタン素材、薄さ、ゴム特有のにおいがないこと、熱伝導性などが特徴として挙げられている。

2000年代のコンドームを振り返ると、この「0.02」という数字は一つの転換点だったように思う。

商品名を見ただけで特徴が分かる。

薄さそのものがブランドになる。

そんな時代へ入っていった。

2000年代は「薄さ」が分かりやすい価値になった

2000年代の商品を振り返って面白いのは、コンドームの選び方が少しずつ変わっていったことだ。

以前なら、

価格。

入数。

メーカー。

サイズ。

こうした条件が中心だった。

そこへ「薄さ」という非常に分かりやすい比較軸が加わった。

0.03。

0.02。

数字が小さくなるほど薄い。

消費者にとって理解しやすい。

その後さらに薄い商品が登場していくことを考えると、2000年代は現在の薄型競争につながる重要な時期だったといえる。

なお、サガミオリジナル0.01の登場は2013年なので、2000年代の商品として混同しないようにしたい。相模ゴム工業の資料でも、初代から0.02、0.02プレミアムを経て0.01へ薄型化した流れが確認できる。

出会い系サイトとコンドーム

2000年代の出会い系サイトを振り返ると、現在のマッチングアプリとはかなり雰囲気が違った。

スマホで地図を確認しながら待ち合わせる時代でもなかった。

ガラケーでメールを交換しながら、

「駅に着きました」

「どこにいますか?」

と連絡する。

そして初めて相手の顔を見る。

今より不便だった。

しかし、その不便さも含めて当時の出会いだった。

もちろん、出会い系サイトで知り合ったからといって必ず親密な関係になるわけではない。

食事だけで終わることもある。

一度会って、そのまま連絡が途絶えることもある。

一方で交際へ進むこともある。

だからこそ、関係が深まる可能性があるなら安全について考える必要がある。

人気より自分たちに合うものを選ぶ

ランキングを書いておいて最後にこう言うのも変かもしれないが、コンドームは人気だけで選ぶものではない。

サイズや素材、使用感などには個人差がある。

特にコンドームは、避妊だけではなく性感染症の予防にも重要な役割を持つ医療機器だ。相模ゴム工業も、コンドームを避妊と性感染症予防に効果のある「管理医療機器」と説明している。

正しく使用することが前提になる。

また、相手との同意も当然必要だ。

出会い系で知り合った相手だから特別なのではない。

どこで知り合った二人でも同じだと思う。

まとめ|2000年代は薄型コンドームが存在感を強めた時代

2000年代のコンドームを振り返ると、普通のラテックス製商品が広く使われる一方で、新素材や薄さを武器にした商品が存在感を強めていった時代だったことが分かる。

その象徴の一つがサガミオリジナルだ。

1998年に登場した初代から、2000年の再発売、そして2005年のサガミオリジナル0.02へと進化していった。

出会い系サイトも、コンドームも、2000年代から大きく変わった。

ガラケーはスマホになった。

メール中心の出会いはアプリ中心になった。

そしてコンドームも素材や薄さなど選択肢が増えている。

それでも変わらないことがある。

相手を尊重し、安全を考えることだ。

2000年代の出会いを振り返るとき、当時使われていたアイテムまで思い出してみると、その時代の空気が少し見えてくるような気がする。

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