出会い系サイトを長く使っていると、ときどきこちらの予想を完全に超える展開があります。
今回思い出したのは、静岡県に住んでいた年上の女性と初めて会った日のことです。
サイトで知り合ってメッセージを重ね、ようやく実際に会うことになりました。
出会い系では、メッセージでどれだけ話が合っていても、実際に会うまでは分からないことがたくさんあります。
写真と雰囲気は同じなのか。
会話は続くのか。
相手は自分を気に入ってくれるのか。
そして自分も相手と一緒にいて楽しいと思えるのか。
僕も多少緊張しながら初デートに向かいました。
ところが、その日の彼女から出てきた言葉は、僕が想像していたものとはかなり違いました。
「私のうちにお泊まりしていい?」
そんなニュアンスのことを言われたのです。
まだ初デートです。
当然、僕は驚きました。
静岡県の年上女性との出会い
彼女とは出会い系サイトで知り合いました。
年齢は僕より上。
いわゆる「熟女」と呼ばれる年代の女性でした。
僕は出会い系を使っていて、年齢だけで相手を判断することはあまりありません。
若い女性でも話が合わないことはありますし、年上の女性と驚くほど自然に会話できることもあります。
彼女とのやり取りも比較的自然でした。
最初から猛烈にアピールされたわけではありません。
こちらも特別な期待を持たず、
「一度会って話してみよう」
くらいの気持ちでした。
ただ、静岡県ということで、近所の女性と会う感覚とは少し違います。
移動時間もあります。
そのため、会うと決めた以上、短時間で「こんにちは、さようなら」というデートにはならないだろうと思っていました。
実際に会うと普通の女性だった
出会い系サイトで知り合った人と初めて会うときには、
「本当に写真の人が来るのかな」
という不安があります。
これは利用経験のある人なら分かると思います。
しかし彼女は、会ってみればごく普通の女性でした。
話し方も普通。
こちらに無理な要求をしてくるわけでもありません。
メッセージで感じていた印象と実際の印象に、それほど大きな違いはありませんでした。
それだけでも僕は少し安心しました。
初対面では、いきなり恋愛的な雰囲気を作ろうとするより、まず普通に話せるかどうかのほうが重要だと思っています。
食事をしたり、いろいろな話をしたり。
そうやって一緒に時間を過ごしました。
「泊まっていい?」という予想外の一言
そして話をしている中で、彼女から自宅に泊まることについての話が出ました。
僕としては、
「えっ、初めて会った日に?」
という感覚です。
もちろん、男性としてまったくうれしくなかったと言えば嘘になります。
少なくとも彼女が、
「もう帰りたい」
「この人とは二度と会いたくない」
と思っているわけではなさそうだからです。
初デートで相手から次の時間を一緒に過ごす提案をされれば、好意的に受け取ってしまうのも自然でしょう。
ただし、ここで僕が今になって思うことがあります。
「泊まっていい?」という言葉を、そのまま恋愛的・性的な意味だと決めつけてはいけないということです。
「泊まる=何かある」ではない
これはかなり重要です。
相手が自宅に来たいと言った。
相手が泊まりたいと言った。
だから何かを期待している。
そう単純には考えないほうがいいと思います。
遠方から来ていて帰るのが大変だったのかもしれません。
もう少し話したかっただけかもしれません。
一緒にいることに安心感を持ってくれたのかもしれません。
もちろん恋愛的な好意があった可能性もあります。
しかし、本当の気持ちは本人にしか分かりません。
だからこそ、相手の言葉以上の意味をこちら側で勝手につけないことが大切です。
宿泊することと、その先の行動への同意は別の話です。
初対面なら、なおさら相手の意思と距離感を確認しながら行動したほうがいいでしょう。
僕が印象に残ったのは「警戒されていなかった」こと
この出来事で僕が一番印象に残っているのは、男女関係そのものではありません。
「初めて会った自分に、そこまで警戒していなかったのかな」
ということでした。
出会い系サイトで知り合った相手は、最初は完全な他人です。
普段の生活なら、勤務先や学校、友人関係などを通じて少しずつ相手のことを知ります。
ところが出会い系では、その過程がありません。
メッセージで話していたとはいえ、現実では初対面です。
そんな相手に自宅というプライベートな場所の話をする。
僕にとっては、それ自体がかなり意外なことでした。
一方で、今なら少し慎重に考えます。
実際、ハッピーメールの公式安全案内でも、遠方の相手と会って宿泊が必要な場合にはホテルなどを予約し、会ったことのない人の家に泊まることを避けるよう案内しています。初回は公共の場所で会うことも推奨されています。
つまり「相手から言ってきたから絶対安全」とは考えないほうがいいわけです。
年上だから積極的とは限らない
もう一つ、この体験から感じたことがあります。
「熟女だから積極的だった」
と単純化するのも違うと思います。
年齢と恋愛での積極性は別です。
若くても積極的な人はいます。
年上でも慎重な人はいます。
今回の彼女がたまたま僕に対して警戒心が少なかったのかもしれませんし、その人自身の性格だったのかもしれません。
出会い系の体験談では、
「20代女性はこう」
「40代女性ならこう」
「熟女ならこう」
と年齢だけで分類したくなります。
しかし実際にいろいろな人と会ってみると、個人差のほうがはるかに大きいと感じます。
初デートだからこそ冷静さも必要
相手から好意的な言葉を言われるとうれしくなります。
これは僕も同じです。
特に出会い系では、メッセージを続けて、予定を合わせて、実際に会うところまで進んでいます。
そこでさらに、
「泊まっていい?」
と言われたら、
「自分はかなり気に入られたのでは?」
と思ってしまいます。
ただ、そこで舞い上がらないことも大事です。
初対面の相手と自宅で過ごすことには、男女どちらにとってもリスクがあります。
貴重品や個人情報の管理もありますし、自宅を知られること自体がリスクになる場合もあります。
一般的なマッチングサービスの安全案内でも、初回は公共の場所で会い、知り合ったばかりの相手には自宅住所などを教えないことが推奨されています。
だから現在の僕なら、
「うれしい展開だからOK」
ではなく、
「本当にお互い安心できる状態なのか」
も考えます。
出会い系は予想できないから記憶に残る
それでも、この静岡県の女性との初デートは今でも覚えています。
なぜなら、会う前にはまったく予想していなかった展開だったからです。
出会い系サイトを使っていると、会えないこともあります。
メッセージが突然終わることもあります。
待ち合わせ直前でキャンセルされることもあります。
実際に会えても、一度だけで終わるケースも珍しくありません。
だからこそ、予想以上に距離が縮まった日は強く記憶に残ります。
彼女の「泊まっていい?」という言葉も、その一つでした。
今振り返ると、面白いのはその先より「その瞬間」
今になってこの日のことを思い返すと、重要なのは「泊まったかどうか」だけではないと思っています。
初めて会った女性。
静岡県という少し離れた場所。
会う前の緊張。
実際に会ったときの安心感。
普通に話していたところから、突然出てきた、
「私のうちにお泊まりしていい?」
という言葉。
その瞬間の驚きこそ、僕の中ではこのデートを象徴する出来事になっています。
出会い系サイトには、メッセージだけでは分からないことがあります。
実際に会った瞬間に終わる関係もあれば、予想以上に距離が近づく関係もあります。
だから僕は、結果だけで出会いを評価するより、
「こんなこともあった」
という記録として残しておきたいと思っています。
静岡県の年上女性との初デート。
そして突然出てきた「泊まっていい?」という一言。
僕にとっては、出会い系を長く利用してきた中でも、思わず「そこまで話が進むの?」と驚いた、忘れにくい一日でした。


コメント