しばらく連絡を取っていない女性にLINEを送るときは、少し迷う。
「今さら送っても大丈夫だろうか」
「迷惑だと思われないだろうか」
「既読だけで終わったら気まずいな」
特に以前は仲が良かったものの、最近はほとんど連絡を取っていない相手だと、最初の一言を送るだけでも意外と勇気がいる。
今回、以前仲良くしていた女友達の誕生日だったので、久しぶりに「誕生日おめでとう」という内容のLINEを送ってみた。
正直なところ、返事が来ても「ありがとう」くらいだと思っていた。
ところが予想とは違った。
返信がかなり来た。
一言だけで終わるのではなく、その後もやり取りが続いたのだ。
久しぶりに連絡するきっかけとして、誕生日LINEは思っていた以上に自然なのかもしれない。
今回は、実際に送って感じたことを記録しておきたい。
久しぶりのLINEは理由がないと送りにくい
長期間連絡していない相手に突然、
「元気?」
と送るのは少し難しい。
もちろん、それで普通に会話できる関係もある。
ただ、疎遠になっている相手の場合、
「どうして突然?」
と思われる可能性もある。
こちらとしても、特別な用事がない状態では送信ボタンを押しにくい。
その点、誕生日は非常に分かりやすい理由になる。
誕生日だから、おめでとうと伝える。
それだけで連絡する理由が成立する。
久しぶりであっても、それほど不自然ではない。
私の場合も、何か重要な話をしようと思って連絡したわけではなかった。
単純に誕生日だったからLINEを送った。
そのくらいの気持ちだった。
「ありがとう」で終わると思っていた
送る前に想像していた返信はかなり短いものだった。
「ありがとう」
あるいはスタンプ。
それで終わっても普通だと思っていた。
しばらく連絡していなかったのだから、それ以上を期待するほうがおかしい。
ところが、実際には思った以上に返信が来た。
こちらが送る。
相手から返ってくる。
またこちらが返す。
すると、また返信が来る。
久しぶりなのに会話が続いた。
これは少し意外だった。
同時に、連絡を取っていなかった期間と、相手との心理的な距離は必ずしも同じではないのかもしれないと思った。
連絡がないから嫌われているとは限らない
人間関係では、連絡が途切れることがある。
特に大人になると、お互いに仕事や生活がある。
毎日LINEをしていた人とも、いつの間にか数週間、数か月と連絡しなくなることがある。
そこで、
「もう自分には興味がないのだろう」
「嫌われたのかもしれない」
と考えてしまうこともある。
しかし、単純に連絡する理由がなくなっていただけというケースもあるのだと思う。
今回のように、誕生日というきっかけで再び会話が始まることもある。
もちろん、返信が多かったからといって、それだけで恋愛感情があるとは判断できない。
昔からの友人として懐かしかっただけかもしれない。
誕生日を覚えていてくれたことが嬉しかった可能性もある。
重要なのは、返信量だけから相手の気持ちを決めつけないことだと思う。
誕生日LINEは相手も返信しやすい
誕生日LINEの良いところは、受け取った側も返事に困りにくいことだ。
突然、
「最近どう?」
と聞かれるより、
「誕生日おめでとう」
と言われたほうが、
「ありがとう」
と自然に返せる。
そこから、
「最近どうしてる?」
「仕事はどう?」
と会話が広がることもある。
つまり、誕生日LINEは送る側だけでなく、受け取る側にとってもハードルが低い。
久しぶりの人間関係を再開するとき、この「返信しやすさ」はかなり重要なのではないかと思った。
返信が多いと期待してしまう
一方で注意したいこともある。
返信が予想以上に多いと、
「もしかして、まだ自分に特別な感情がある?」
と考えたくなる。
これはかなり危険だと思う。
LINEが続くことと、恋愛感情があることは別だ。
特に昔から知っている相手なら、単純に話しやすいだけの場合もある。
久しぶりなので話題がたくさんあった可能性もある。
だから私は、
「返信が多かった=脈あり」
とは考えないようにしたい。
見るなら、その後のやり取りだと思う。
誕生日当日だけ会話が盛り上がったのか。
数日後も相手から連絡が来るのか。
こちらについて質問してくれるのか。
会う話が自然に出てくるのか。
こうした変化があれば、少なくとも関係が再び近くなっている可能性はある。
久しぶりだからこそ急がない
久しぶりに連絡が復活すると、一気に以前の関係へ戻りたくなることもある。
しかし、ここで急ぎすぎないほうがいい。
いきなり長文を連続で送る。
返信がないうちに何度も送る。
すぐに会おうと誘う。
過去の関係について重い話を始める。
こうした行動は、せっかく自然に再開した会話を重くしてしまうかもしれない。
相手から返信が来たら普通に返す。
会話が終わりそうなら無理に引き延ばさない。
また話せるタイミングがあれば話す。
そのくらいの距離感のほうが自然だと思う。
出会い系で知り合った相手にも似たところがある
これは昔からの女友達だけの話ではない。
マッチングアプリや出会い系で知り合った相手でも、しばらく連絡が途切れることはある。
一度会ったものの、その後LINEが減った。
以前はよく話していたのに、いつの間にか疎遠になった。
そんな関係でも、誕生日のような自然なきっかけがあれば、再び会話できる可能性はある。
ただし、相手から明確に連絡を断られている場合や、ブロックされている場合、連絡しないでほしいと言われている場合は別だ。
相手の意思を尊重する必要がある。
あくまで、普通に連絡できる関係が残っている場合の話だ。
「覚えていた」こと自体に意味があるのかもしれない
今回あらためて感じたのは、誕生日LINEには文章以上の情報が含まれているということだった。
「誕生日を覚えていた」
それ自体が相手に伝わる。
高価なプレゼントを渡したわけではない。
長い文章を書いたわけでもない。
ただ、おめでとうと送った。
それでも相手にとっては、
「覚えていてくれたんだ」
と感じる出来事になることがある。
人間関係では、こういう小さなことが意外と大きいのかもしれない。
返信の数より、その後を見る
今回、元女友達へ誕生日おめでとうLINEを送ったところ、予想以上に返信が来た。
送る前は一言返ってくれば十分だと思っていたので、これは嬉しい誤算だった。
ただ、ここで関係を決めつけるつもりはない。
返信が多いから脈あり。
返信が少ないから脈なし。
人間関係はそれほど単純ではない。
それよりも大切なのは、久しぶりに自然な会話ができたという事実だと思う。
長く連絡していなくても、関係が完全になくなったとは限らない。
誕生日という小さなきっかけから、また話せるようになることもある。
今回のLINEで私が一番感じたのは、
人間関係には、連絡が途切れている時間だけでは測れない距離がある
ということだった。
この先また連絡が続くのか。
もう一度会うことがあるのか。
それはまだ分からない。
だからこそ、答えを急がず、今回再び会話できたことをそのまま大切にしてみようと思う。


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