今のマッチングアプリや婚活サービスを使っている人からすると、少し信じられない話かもしれない。
昔の婚活サイトや出会い系サービスについて話を聞いていると、
「昔は年齢をごまかしている人もいた」
という話が出てくることがある。
自分も昔のサービスを振り返ってみると、現在と比べて本人確認などが緩く感じられる時代があったと思う。
今なら、
「そんなので大丈夫だったの?」
と思ってしまう。
今回は、昔の婚活サイトや出会い系サービスでは年齢などのプロフィール情報をどこまで信用できたのか、現在との違いも含めて考えてみたい。
昔はプロフィールがかなり自己申告だった?
昔の婚活サイトを考えるとき、まず大きいのがプロフィール情報だ。
年齢。
職業。
年収。
身長。
婚姻状況。
住んでいる地域。
こうした情報を入力して相手を探す仕組み自体は、現在のマッチングサービスにもある。
しかし昔は、現在ほど本人確認の仕組みが整っていないサービスもあった。
そのため、プロフィールに書かれている内容について、
「本当にそうなのかな?」
と利用者側が判断しなければならない場面も多かったのではないかと思う。
特に年齢は、相手を探すうえでかなり重要な項目だ。
もしそこが正確でなければ、検索条件そのものが意味を失ってしまう。
年齢を若く書く人がいても見抜きにくい
例えば、本当は40代なのに30代として登録していた人がいたとする。
今なら本人確認書類などとの整合性で問題になるサービスもあるだろう。
しかし自己申告中心なら、運営側が登録時点で正確な年齢を把握するのは難しい。
しかも昔は、今ほどスマートフォンの高画質な写真が当たり前ではなかった。
プロフィール写真自体がない。
写真が小さい。
画質が悪い。
少し前に撮影した写真を使っている。
そういうケースなら、写真だけから年齢を判断するのも難しい。
実際に会ったとき、
「プロフィールで想像していた年齢と印象が違う」
ということが起きても不思議ではなかったと思う。
ただし「昔の婚活サイト全部が甘かった」ではない
ここは注意しておきたい。
昔の婚活サイトだから、どこでも簡単に年齢を偽れたという意味ではない。
サービスによって仕組みは違う。
運営会社によっても違う。
時期によっても本人確認や年齢確認の方法は変わっている。
さらに、婚活サイト、結婚相談所、出会い系サイトを全部同じものとして扱うこともできない。
特に結婚相談所のように、独身証明書や収入関係の書類などを求めるサービスと、インターネット上でプロフィールを作るサービスでは確認の仕組みが違う。
だから、
「昔はどこでも年齢詐称できた」
と断定するのは違うと思う。
ただ、インターネットでの出会いが広がり始めたころには、現在ほど本人確認の仕組みが洗練されていないサービスも存在した、という程度に考えるのが自然だろう。
なぜ年齢をごまかしたくなるのか
では、なぜ婚活で年齢を若く見せようとする人が出てくるのだろう。
理由の一つとして考えられるのが検索条件だ。
婚活サイトでは、
「30歳~39歳」
など、年齢を指定して相手を検索することがある。
例えば実年齢が41歳だった場合、39歳までを検索対象にしている人には表示されない可能性がある。
そこで、
「39歳にしておけば検索に出る」
と考える人がいたとしても不思議ではない。
もちろん、だから年齢を偽っていいという話ではない。
むしろ婚活では、後になって本当の年齢が分かれば信頼関係に大きく影響する。
最初の入口を広げるためについた小さな嘘が、その後の関係を壊す原因になる可能性がある。
婚活では年齢の2~3歳も気になる?
普段の人間関係なら、相手が38歳なのか40歳なのかを細かく気にしない人もいるだろう。
ところが婚活になると事情が変わる。
希望条件として年齢を設定している人がいるからだ。
自分は気にしなくても、相手にとっては重要かもしれない。
だから、
「2歳くらい若く書いても同じでしょ」
とは簡単には言えない。
問題は数字の差だけではない。
最初に正しい情報を伝えていたかどうかも重要になる。
婚活では、相手が将来のパートナー候補になる。
そのためプロフィール情報への信頼は、普通のSNS以上に大切だと思う。
年齢以外のプロフィールも自己申告だった
昔のサービスを考えると、年齢だけに注目するのも違う。
職業や年収などもある。
会社員。
経営者。
医師。
公務員。
年収○○万円。
プロフィールにはいろいろ書ける。
しかし、それを運営側がどこまで確認しているのかはサービスによって違う。
利用する側からすると、プロフィール欄に書かれているだけで何となく事実のように感じてしまう。
だが、
「プロフィールに表示されている」ことと「運営が証明済みである」ことは別
だ。
これは現在のサービスを利用するときにも覚えておいた方がいいと思う。
本人確認が強化された意味は大きい
現在のマッチングサービスでは、本人確認や年齢確認に力を入れているところが多い。
これは利用者にとってかなり大きな変化だと思う。
ただし、本人確認があるからプロフィール情報のすべてが100%正しいとは限らない。
本人確認で確認できる項目と、自己申告の項目は違うからだ。
例えば趣味や性格。
生活スタイル。
恋愛観。
結婚への温度感。
こうしたものまで本人確認書類で証明することはできない。
だから現代でも、
「本人確認済み=プロフィールの全項目が保証されている」
とは考えない方がいい。
昔は利用者自身の判断力がもっと必要だったのかもしれない
昔のネット婚活では、現在以上に利用者自身が相手を見極める必要があったのかもしれない。
プロフィールを見る。
メールをする。
話に矛盾がないか確認する。
必要なら電話する。
そして実際に会う。
少しずつ相手の情報を確認していく。
ある意味、かなりアナログだった。
運営のシステムだけではなく、自分自身の判断も重要だったということだ。
もちろん、これは今でも変わらない。
どれだけ本人確認技術が進歩しても、最終的に相手を信用するかどうかは人間同士の問題になる。
「昔は緩かった(笑)」で終わらせると意外と面白い
昔の婚活サイトについて調べたり思い出したりすると、
「よくこんな仕組みで会っていたな」
と思うことがある。
今の感覚から見ると、かなり大らかに感じる部分もある。
年齢。
写真。
職業。
年収。
本人確認。
今なら気になる項目が、昔はもっと自己申告に依存していたケースもあった。
そう考えると、ネットでの出会いは短期間でかなり変化してきたのだと思う。
昔を知っている人ほど、この違いは面白い。
今の婚活でもプロフィールを100%信じない
本人確認が進歩した現在でも、プロフィールを全部そのまま信じる必要はないと思う。
疑ってかかれ、という意味ではない。
確認できている情報と自己申告情報を分けて考えるということだ。
例えば、
年齢は確認済みなのか。
写真は最近のものなのか。
独身であることは確認されているのか。
年収は証明されているのか。
サービスによって確認範囲は違う。
気になるなら、そのサービスの公式な本人確認制度を確認する。
これが一番確実だ。
年齢詐称は結局、自分にも不利になる
仮に年齢を若く設定できるサービスがあったとしても、自分ならおすすめしない。
婚活では最終的に会う可能性があるからだ。
さらに関係が続けば、誕生日や仕事、家族の話などもするようになる。
どこかで本当の年齢を話す必要が出てくる。
そのとき、
「実はプロフィールより5歳上です」
となれば、相手が気にするのは5歳という数字だけではないかもしれない。
「最初から嘘をつかれていた」
という部分の方が問題になる。
短期的には検索対象に入りやすくなったとしても、長期的にはマイナスになりやすいと思う。
まとめ|ネット婚活は本人確認も進化してきた
昔の婚活サイトや出会い系サービスには、現在と比べて本人確認などが緩く感じられる時代があった。
そのため、年齢を含めたプロフィール情報について、現在以上に自己申告へ依存していたサービスもあったと考えられる。
ただし、
「昔の婚活サイトなら誰でも年齢詐称できた」
と一括りにはできない。
サービスや時代によって制度は違う。
そして現在は本人確認の仕組みも大きく進歩している。
昔を振り返ると、
「そこまで自己申告だったのか(笑)」
と思う部分もある。
しかし、その変化を知ることは、現在の婚活サービスを見るうえでも意外と役に立つ。
ネット婚活は、プロフィールを作って相手を探すという基本部分は昔から似ている。
一方で、そのプロフィールをどこまで運営側が確認するのかは大きく変わってきた。
昔の婚活サイトを振り返ると、ネットでの出会いの安全性が少しずつ整備されてきた歴史も見えてくる。
そして今でも最後に大切なのは同じだと思う。
プロフィールの数字だけで相手を判断するのではなく、実際のやり取りを重ねながら、その人自身を見ていくことだ。

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