出会い系やマッチングアプリでは、「初めて会ってそのまま終わった」という話はそれほど珍しくない。
しかし、今回聞いた話は少し違った。
女性の友達が、ある男性とすでに数回会っていたという。
一度会っただけではない。
何回か会えているのだから、少なくともそれまでは「もう一度会ってもいい」とお互いに思える関係だったのだろう。
ところが、ある日一緒に過ごしていたとき、女性がトイレへ行った。
そして戻ってみると、男性がいなかったらしい。
そのまま帰ってしまったという。
友達はその後、男性のLINEをブロックしたそうだ。
自分はこの話を聞いて、「数回会っていても、こんな終わり方をすることがあるのか」と驚いた。
今回は、友人から聞いたこの出来事について考えてみたい。
※この記事は友人から聞いた体験をもとにした個人的な考察です。男性本人から事情を聞いたわけではないため、帰った理由については分かりません。
初対面ではなく「数回会っていた」
自分が特に気になったのはここだ。
初対面で、
「ちょっと合わないな」
と思うことはあるだろう。
プロフィールやメッセージだけでは分からないことも多い。
実際に会ってみたら会話が合わなかった、雰囲気が想像と違ったということもある。
しかし今回の場合、すでに数回会っていたという。
正確な回数そのものより、重要なのは「初対面ではなかった」という点だと思う。
何回か会っているのだから、それまで完全に嫌だったとは考えにくい。
それだけに、なぜ突然帰ったのかが気になる。
トイレに行っている間に帰った
友達がトイレから戻ったところ、男性がいなくなっていた。
ここだけを聞くと、かなり驚く。
普通なら帰りたくなったとしても、
「今日はそろそろ帰るね」
「ちょっと用事があるから帰る」
など、一言伝える方法がある。
もちろん、本人にしか分からない事情が突然発生した可能性もゼロではない。
急用ができたのかもしれない。
体調が悪くなったのかもしれない。
何か気まずいことがあった可能性もある。
だから、「男性がこう考えていたに違いない」と断定することはできない。
ただ、女性側からすれば、トイレから戻ったら相手がいなくなっていたわけだ。
これはかなり困惑すると思う。
数回会っても相手のことは分からない
この話から感じたのは、
「数回会った=相手のことを十分理解できた」ではない
ということだ。
これは出会い系に限らない。
人間関係は、何度か会っただけでは分からないことも多い。
最初の数回はお互いに多少気を使う。
本来の性格や考え方が見えてくるまで時間がかかることもある。
逆に、最初は印象が良かったのに、ある出来事をきっかけに急に関係が終わる場合もある。
数回会えたことは一つの前進ではある。
しかし、それだけで関係が安定したと考えるのは早いのかもしれない。
なぜ男性は帰ったのか?
ここは一番気になるところだが、結論は「分からない」になる。
男性本人から話を聞いていないからだ。
考えようと思えば、いくらでも理由を想像できる。
会話の中で何か引っかかった。
これ以上関係を続けたくないと思った。
急な予定が入った。
気まずくなった。
何か別の事情があった。
しかし、どれも推測でしかない。
出会い系の体験談を書くとき、この区別はかなり大切だと思う。
実際に起きたことは、
「友達がトイレへ行った」
「戻ったら男性がいなかった」
「友達はLINEをブロックした」
というところまで。
その男性が何を考えていたのかは、本人に聞かなければ分からない。
女性はLINEをブロック
その後、友達は男性のLINEをブロックしたらしい。
これについては、人によって判断が分かれるかもしれない。
「まず理由を聞けばよかったのでは?」
と思う人もいるだろう。
一方で、
「何も言わずに帰られた時点で、もう連絡を取りたくない」
と思う人もいる。
友達は後者だったのだと思う。
LINEをブロックするということは、少なくともその時点で「これ以上この男性とやり取りする必要はない」と判断したということだろう。
自分としても、その判断自体を外から正しい・間違っていると決めることはできない。
人間関係にはそれぞれ許容できるラインがあるからだ。
無言で帰ると誤解だけが残る
この出来事で一番もったいないと思うのは、理由が分からないまま終わってしまったことだ。
仮に男性側に何らかの理由があったとしても、何も伝えなければ女性側には分からない。
結果として、
「なぜ突然帰ったの?」
という疑問だけが残る。
出会い系では、関係を終わらせること自体は珍しくない。
一度会ったからといって、次も会わなければならないわけではない。
数回会ったとしても同じだ。
恋人同士ではないなら、どちらかが「もう会わない」と考えることもある。
しかし、
関係を終わらせることと、相手に何も言わずその場からいなくなることは別の話
だと思う。
短い一言でもあれば、受け取る側の印象はかなり違う。
出会い系では「フェードアウト」も起こる
出会い系やマッチングアプリを利用していると、連絡が突然途切れることがある。
昨日まで普通にメールしていたのに返信がなくなる。
LINE交換したのに連絡が来なくなる。
一度会ったあと、次の約束につながらない。
こうしたことは起こり得る。
オンライン上なら、そのままフェードアウトする人もいる。
ただ今回のケースは、実際に会っている最中だったという点でインパクトが大きい。
画面上のやり取りなら返信しないだけで終わるが、対面している最中なら相手がそこにいる。
だからこそ、「一言くらいあってもよかったのでは」と感じる。
自分だったらどうするか
もし自分が逆の立場だったらどうするだろう。
何度か会った女性がトイレに行き、戻ってきたら自分だけ帰っている。
やはり、この帰り方はできるだけ避けたいと思う。
もう会わないつもりだったとしても、
「今日は帰るね」
くらいは伝えたい。
もちろん、相手に身の危険を感じるなど、安全上すぐ離れる必要があるケースなら話は別だ。
安全を優先してその場から離れるべき状況もある。
しかし、そうした事情がない普通の待ち合わせなら、一言伝えてから帰る方が自然だと思う。
数回会えたから安心、ではない
今回の話は、出会い系を利用するときの一つの教訓にもなった。
一度会えた。
二度目も会えた。
数回会った。
そうなると、「この人とはこれからも普通に会える」と思いやすくなる。
しかし、人間関係は突然変わることもある。
だから必要以上に疑う必要はないが、付き合いが浅いうちは相手との距離感を慎重に見ることも大切だと思う。
特に出会い系で知り合ったばかりなら、自分の住所、勤務先、お金に関する情報など、必要以上の個人情報を急いで伝えない方が安心だ。
まとめ|数回会っていても突然終わることはある
女性の友達が男性と数回会った。
ある日、女性がトイレへ行った。
戻ってくると男性はいなかった。
そして友達は男性のLINEをブロックした。
聞いた自分としては、かなり印象に残る話だった。
男性がなぜ帰ったのかは分からない。
だから男性側の気持ちを決めつけるつもりもない。
ただ一つ感じるのは、数回会っていた相手でも、人間関係は突然終わることがあるということだ。
そして、もう会いたくないと思ったとしても、普通に話せる状況なら一言伝えるだけで終わり方はずいぶん変わる。
出会い系では「出会えるかどうか」ばかりを考えがちだ。
でも実際には、
出会った後、その人とどう接するか。
そこにも、その人の考え方や距離感が表れるのかもしれない。


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