出会い系で女性と会うことになったとき、意外と悩むのが「どこで会うか」です。
会う約束ができた。
日時もだいたい決まった。
でも、店が決まらない。
今回の彼女とは、まさにそんな感じでした。
場所は東京都千代田区の大手町駅付近。
僕たちはLINEを使って、
「どこのカフェにしようか」
と、かなりじっくり相談しました。
今振り返ると、実際にカフェへ行ったこと以上に、その前のLINEでのやり取りが印象に残っています。
出会い系というと、すぐ会うことばかり考えてしまいがちです。
でも僕は、こうやって二人で場所を決めている時間も、すでにデートの一部だったのではないかと思っています。
会うことは決まった。でも店が決まらない
彼女とは出会い系をきっかけに知り合いました。
メッセージを続け、LINEでも話すようになりました。
そして、
「一度会いましょう」
ということになりました。
ここまでは順調です。
問題は場所でした。
東京にはカフェがたくさんあります。
選択肢が多いことは便利なのですが、多すぎると逆に迷います。
駅から近いほうがいい。
あまり騒がしくないほうがいい。
初対面に近い男女なので、入りやすい店がいい。
値段が高すぎる店も避けたい。
できれば落ち着いて話したい。
いろいろ考えた結果、大手町駅周辺で探すことになりました。
なぜ大手町だったのか
大手町というと、僕の中ではビジネス街のイメージが強い場所です。
高層ビル。
オフィス。
スーツ姿の会社員。
東京駅にも近い。
いかにも「東京」という感じがあります。
恋愛のデートスポットとして最初に思い浮かべる場所ではないかもしれません。
新宿。
渋谷。
池袋。
表参道。
そういった街のほうがデートのイメージは強いでしょう。
でも初めて会う相手と話すことが目的なら、大手町のような場所も悪くないと思いました。
派手なイベントは必要ありません。
まずは座って話せればいい。
僕たちに必要だったのは、それでした。
LINEでカフェを探す
ここから、LINEでの相談が始まりました。
「この辺はどう?」
「駅から近い?」
「こっちの店も良さそう」
そんな感じです。
一方的に、
「ここに決めたから来て」
という決め方ではありませんでした。
候補を出して、相手の反応を見る。
彼女からも意見が来る。
また別の候補を考える。
文章にすると何でもないやり取りです。
でも僕は、この時間が嫌いではありませんでした。
むしろ楽しかった。
なぜなら、まだ実際には会っていないのに、
二人で一つの予定を作っている
感じがしたからです。
店選びには性格が出る
カフェを決めるだけでも、人によってかなり違います。
「どこでもいいよ」
という人もいます。
すぐに、
「ここにしよう」
と決める人もいます。
できるだけ多くの店を比較したい人もいます。
駅からの距離を最優先する人。
雰囲気を重視する人。
値段を見る人。
食べたいものから決める人。
今回の彼女とは、比較的じっくり相談できました。
僕が候補を出す。
彼女が考える。
彼女からも話が出る。
僕も考える。
この往復がありました。
出会い系で知り合ったばかりの関係だからこそ、こういう小さなやり取りから相手の雰囲気が少しずつ見えてきます。
「どこでもいい」が一番困ることもある
デート場所を決めるとき、
「どこでもいい」
と言われることがあります。
一見すると、こちらに合わせてくれているので楽そうです。
でも実際には結構難しい。
本当にどこでもいいのか。
高い店でもいいのか。
混雑していてもいいのか。
駅から10分歩いても大丈夫なのか。
コーヒーが苦手ではないのか。
こちらには分かりません。
だから僕は今回のように、相手も少し意見を出してくれるほうがありがたいと感じます。
「こっちがいい」
「そこはちょっと遠い」
それだけでも十分です。
二人で決めた店なら、一方だけが責任を背負う感じも少なくなります。
初デートのカフェに求めるもの
僕が初めて会う女性とのカフェ選びで重視するなら、まずアクセスです。
駅から分かりやすい。
これだけでかなり安心できます。
初対面なのに、いきなり複雑な道を歩いて店を探すのは疲れます。
次に、ある程度入りやすいこと。
高級すぎる店だと緊張します。
逆に混雑しすぎて話が聞こえない店も困ります。
そして一番重要なのが、
話せること。
初デートの目的が相手を知ることなら、料理や内装より会話のしやすさを優先してもいいと思います。
LINEで相談できること自体が安心材料だった
彼女とのやり取りで僕が感じたのは、
「ちゃんと相談できる人なんだな」
ということでした。
僕の提案を完全に無視するわけではない。
自分の希望だけを押し通すわけでもない。
かといって全部こちら任せでもない。
これは恋愛に限らず、人間関係では大事な部分だと思います。
何かを一緒に決める。
意見が違ったら調整する。
相手の都合も考える。
カフェ選びは小さなことですが、その人とのコミュニケーションの相性が少し見える場面でもあります。
会う前はLINEの一言でも気になる
出会い系で知り合った女性と初めて会う前は、普段なら気にならないことまで気になります。
返信が遅い。
「了解」だけだった。
スタンプだけ来た。
昨日までたくさん話していたのに今日は少ない。
すると、
「会う気がなくなったのかな」
と不安になります。
逆にカフェについて具体的な相談が続けば、
「ちゃんと会うつもりで考えてくれているんだ」
と感じられます。
今回の僕もそうでした。
店について一緒に考えているという事実そのものが、少し安心材料になっていました。
カフェ選びは小さな共同作業
今考えると、初デート前の店選びは一種の共同作業です。
大げさな話ではありません。
でも、
日時を決める。
場所を決める。
待ち合わせを決める。
店を決める。
これを二人で少しずつ進めていきます。
仕事でいうプロジェクトとは全然違いますが、基本構造は少し似ています。
一人では完成しません。
相手の都合があります。
こちらの都合もあります。
お互いが、
「それなら大丈夫」
となったところで予定が完成します。
その過程でストレスが少ない相手なら、実際に会ったときも話しやすい可能性があります。
大手町という場所も記憶に残った
僕にとって大手町は、この出来事があって少し印象が変わりました。
単なるビジネス街ではなく、
「女性とLINEでカフェを探した場所」
という個人的な記憶が加わったからです。
街というのは不思議です。
同じ駅でも、人によって記憶がまったく違います。
毎日通勤する駅。
初めて東京へ来た日に降りた駅。
昔の恋人と待ち合わせた駅。
面接へ向かった駅。
僕にとって大手町駅周辺も、一つの出会いの記憶と結びつきました。
初デートは豪華でなくていい
出会い系で初めて会うとき、
「いい店を選ばなければ」
と考えすぎることがあります。
もちろん店選びは大切です。
でも、高級レストランである必要はないと思います。
普通のカフェでもいい。
コーヒー一杯でもいい。
最初は30分や1時間話してみる。
話が合えば、そのあと別の場所へ行けばいい。
合わなければ無理に長時間一緒にいる必要もありません。
むしろ初対面だからこそ、カフェくらいの軽さがちょうどいい場合があります。
LINEの相談から始まったデート
今回のことを思い返してみると、一番記憶に残っているのは店そのものではありません。
彼女とLINEをしながら、
「ここは?」
「こっちは?」
と相談した時間です。
出会い系では、どうしても結果を気にしてしまいます。
実際に会えたのか。
次のデートにつながったのか。
恋愛関係になったのか。
でも、それだけが出会いの記憶ではありません。
会う前に何を話したのか。
どんな店を探したのか。
待ち合わせ前にどんな気持ちだったのか。
そういう小さな出来事も残ります。
彼女と大手町駅付近のカフェをLINEでじっくり相談したこと。
たったそれだけの話です。
でも僕にとっては、
「二人でデートを作っている感じがした時間」
でした。
出会い系で知り合った二人が、スマホの中から現実の世界へ移っていく。
その途中にあったのが、何度も交わした「どこのカフェにする?」というLINEでした。
派手な恋愛話ではありません。
それでも、こういう何でもないやり取りこそ、あとになって妙に思い出すものなのかもしれません。


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