私はこれまで、出会い系サイトをかなり使ってきた。
ハッピーメール。
ワクワクメール。
PCMAX。
イクヨクルヨ。
Jメール。
ほかにもマッチング系のサービスをいろいろ試した。
メッセージを送った。
返信を待った。
夜中までサイトを見た。
実際に女性と会った。
ドライブをした。
カフェに行った。
カラオケにも行った。
食事をした。
今振り返ると、かなり遊んだほうだと思う。
出会い系サイト歴だけなら10年以上ある。
しかし、そんな私にも変わらなかったことがある。
私はタバコを吸わない。
禁煙である。
出会い系をかなり遊んだからといって、タバコを吸うようにはならなかった。
今回は少し変なテーマかもしれない。
しかし長く出会い系サイトを使ってきた私にとって、「遊ぶこと」と「生活習慣」は別だったという話を書いてみたい。
出会い系をする男性はタバコを吸うイメージ?
これは完全に私の勝手なイメージだ。
若い頃の私は、
「夜遊びをする男性はタバコを吸う」
という印象を少し持っていた。
飲みに行く。
女性と遊ぶ。
深夜まで外にいる。
車の中でタバコを吸う。
昔のテレビドラマや映画の影響もあったのかもしれない。
少しワイルドな男性。
女性慣れしている男性。
そんな人物の手にはタバコがある。
しかし実際の人間は、そんなに単純ではない。
私は出会い系サイトをかなり利用した。
女性と会うために遠くまで車を運転したこともある。
夜に待ち合わせをしたこともある。
深夜までメッセージをしていた時期もある。
それでもタバコは吸わなかった。
遊び方が変わっても、吸わないものは吸わなかった。
私はタバコを必要だと思わなかった
なぜ吸わないのか。
強い理由があるわけではない。
「絶対にタバコは悪だ」
と主張したいわけでもない。
単純に、自分には必要なかった。
タバコを吸いたいと思わなかった。
それだけだ。
出会い系サイトを使っていると、待つ時間がある。
女性からの返信を待つ。
待ち合わせ場所で待つ。
相手が少し遅れている。
そんなとき、喫煙者ならタバコを吸うのかもしれない。
私はスマートフォンを見ていた。
サイトを開く。
メッセージを確認する。
ニュースを見る。
地図を見る。
今ならSNSを見るだろう。
タバコがなくても時間は過ぎた。
緊張したときも同じだった。
初対面の女性と会う。
私は何度経験しても少し緊張する。
写真と同じ女性が来るのか。
自分を見てどう思うのか。
会話が続くのか。
その緊張をタバコで落ち着かせることはなかった。
ただ待った。
女性が喫煙者だったことはある
私が禁煙だからといって、出会った女性が全員タバコを吸わなかったわけではない。
喫煙する女性もいた。
出会い系サイトでは、本当にいろいろな人と会う。
お酒を飲む人。
飲まない人。
タバコを吸う人。
吸わない人。
夜型の人。
朝型の人。
生活習慣は違う。
女性がタバコを吸う姿を見たこともある。
正直に言えば、私はタバコの煙が得意ではない。
車の中など、狭い場所で吸われると少し気になる。
服に匂いが付くこともある。
しかし、
「タバコを吸う女性だから悪い人」
と思ったことはない。
喫煙と人間性は別だ。
優しい喫煙者もいる。
嫌な非喫煙者もいる。
当たり前の話だ。
ただ恋愛やデートでは、生活習慣の相性として気になることはある。
プロフィールの「喫煙」は意外と見ていた
出会い系サイトのプロフィールには、喫煙について書く項目がある場合がある。
吸う。
吸わない。
ときどき吸う。
相手が吸っても気にしない。
サービスによって表現は違う。
私は女性のプロフィールを見るとき、喫煙項目を意外と見ていた。
年齢。
住んでいる地域。
写真。
自己紹介。
そしてタバコ。
絶対条件ではなかった。
喫煙者ならメッセージを送らないというほど厳しくはない。
ただ、
「吸わない」
と書いてあると少し安心した。
デート中に喫煙場所を探す必要がない。
車内で煙を気にしなくていい。
食事中の匂いも気にならない。
小さなことだが、何度も会う関係になると生活習慣は意外と大きい。
出会い系を遊んでも生活全部が派手になるわけではない
私は出会い系サイトを10年以上使った。
この一文だけを見ると、
「かなり遊んでいる男性」
という印象を持つ人もいるかもしれない。
実際、普通の人より多く使ったと思う。
女性と会った経験もある。
失敗も多い。
しかし私の生活全部が派手だったわけではない。
タバコは吸わない。
毎晩お酒を飲むわけでもない。
高級車を乗り回していたわけでもない。
ブランド品を集めていたわけでもない。
出会い系サイトを見ていた時間だけは長かった。
それ以外は意外と普通だった。
人間は一つの行動だけでは説明できない。
出会い系をする。
だから遊び人。
遊び人だから喫煙者。
そんな単純な分類にはならない。
少なくとも私はならなかった。
タバコ代を出会い系に使っていたのかもしれない
少し考えると面白い。
私はタバコを吸わない。
だからタバコ代がかからない。
もし毎日タバコを買っていたら、月にそれなりのお金を使っていただろう。
私はそのお金を何に使ったのか。
もしかすると、出会い系サイトだったのかもしれない。
ポイントを買う。
メッセージを送る。
女性と会うために車で移動する。
ガソリン代。
食事代。
カフェ代。
デート代。
出会いにはお金がかかる。
「タバコを吸わないから節約できた」
と言いたいところだが、私は別の場所で使っていた可能性が高い。
そう考えると、あまり節約自慢はできない。
人にはそれぞれ、お金を使う場所がある。
タバコ。
お酒。
ゲーム。
旅行。
車。
アイドル。
私は長い間、出会いにお金と時間を使っていた。
50代になっても吸わない
今、私は50代になった。
若い頃から長い時間が過ぎた。
出会い系サイトも変わった。
昔はパソコンで見ることが多かった。
携帯電話。
ガラケー。
スマートフォン。
そしてマッチングアプリ。
出会い方は変わった。
私自身も年を取った。
しかしタバコを吸わないことは変わっていない。
今から吸い始める可能性はかなり低いと思う。
タバコを吸わない生活に慣れている。
吸わないことを我慢している感覚もない。
禁煙というより、最初から自分の生活にタバコがほとんど存在しなかった。
出会い系サイトに夢中になった時期はある。
女性から返信が来るだけで嬉しかった。
夜中までメッセージをした。
待ち合わせのために遠くまで行った。
それでもタバコには夢中にならなかった。
出会い系をかなり遊んでも私は私だった
出会い系サイトを長く使うと、いろいろな人に会う。
自分とは違う生活をしている人もいる。
相手の影響を受けることもある。
行ったことのない店へ行く。
知らない町を知る。
新しい趣味を聞く。
恋愛観が変わることもある。
しかし、変わらない部分もある。
私にとって、その一つがタバコだった。
私は吸わない。
女性と遊んでも吸わない。
失恋しても吸わない。
待ち合わせで緊張しても吸わない。
返信が来なくても吸わない。
出会い系サイトをかなり遊んだからといって、人間の生活習慣が全部変わるわけではない。
今振り返ると、私はかなり出会い系サイトを使った。
自分でもよく続けたと思う。
しかしタバコは一本も必要にならなかった。
出会い系をかなり遊んでも、私は禁煙です。
少し変な自慢かもしれない。
でも、これも10年以上出会い系サイトを使ってきた私の小さな記録である。


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