ユーブライドは、僕が使った婚活アプリの中でも比較的早いタイミングで登録したサービスだ。PairsやOmiaiの名前が世の中で広まり始めた頃、まだユーブライドは「落ち着いた大人向けの婚活サイト」という印象が強かった。実際に調べてみると、20代よりも40代の割合がかなり高く、「年齢層が合いそうだ」という確信があったのが大きかった。
当時の自分は、若い世代が中心のマッチングアプリで、少し疲れを感じ始めていた。写真が華やかすぎたり、プロフィールが軽かったり、「これは遊び目的なのでは？」と疑ってしまうようなケースも多かった。その中で、ユーブライドの“真面目に結婚を考えている大人の雰囲気”は、他にはない安心感があった。
初めてアプリを開いた時に驚いたのは、40代の女性が本当に多いことだったかな。プロフィールも落ち着いていて、「穏やかな人と出会いたい」「お互いを尊重できる関係が理想」という言葉がよく並んでいた。無理に若さをアピールしてくる人もいないし、背伸びをしなくていい空気感がある。自分と同じように、離婚経験のある人が多かったのも大きかった。
その頃の僕にとって、ユーブライドは“会話が自然に始められるアプリ”だった。初対面の人と急に恋愛モードに入る必要はなく、日常会話からゆっくり距離が縮まっていく。若い層が多いアプリではテンションやノリが合わないことが多かったが、ユーブライドでは話すテンポが合いやすいと感じた。
実際に複数の女性とやり取りしたが、返信スピードが速すぎず遅すぎず、ちょうど良かったな。「仕事が終わりました」「今日もお疲れさまです」そういった落ち着いたメッセージが多く、やり取りがストレスなく続くのが心地よかった。会うまで焦らず、自分のペースで進められる。ここがユーブライドの強みだと思う。
また、アプリ全体として“結婚”を意識している人が多いので、最初から目的のズレが起きにくい。Pairsやタップルなどでは「とりあえず会ってみたい」というライト層も多いが、ユーブライドは最初から本気度が高い。だからこそ早めに登録したことは、今振り返っても正解だったと思う。
40代中心のアプリは、気を張らなくていい。見た目の若さで勝負する必要もなく、自然体でいるだけで十分に会話が成立する。婚活は相性がすべてだが、ユーブライドは“年齢層の相性”が非常によく、その環境が自分に合っていた。
今では複数のアプリを併用する時代だが、最初にユーブライドを選んだことで婚活の方向性が大きく変わった。落ち着いた人と出会いたい、ちゃんと向き合える関係を作りたいという人には、間違いなく相性の良いアプリだと感じている。
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