新宿御苑デートの現実|12月土曜スタバは30分待ち!初デートの体験談

初デート体験談

2020年代の冬、12月。東京の空気は澄んで、肌に少しだけ刺さるような冷たさ。そんな土曜日に、私は新宿御苑で初デートをしました。相手は出会い系アプリで知り合った女性。チャットでは意気投合し、会う前から「話が合うな」と感じていた相手です。だからこそ、会う日が近づくにつれ胸が高鳴り、どこか学生時代に戻ったような気分。

待ち合わせ場所は「新宿御苑 大木戸門」。駅から近く、アクセスも良かったため選んだのですが、予想以上に人が多く驚きました。12月とはいえ紅葉シーズンはまだ続いており、観光客、カップル、家族連れ…ゲート前には長い入園列。まさか初デートで並ぶところから始まるとは思っていませんでしたが、それもまた良い時間。会話はぎこちなく、でも嫌ではない緊張感。互いに笑いながら、ゆっくり門へ進んでいきました。

園内に入ると、鮮やかなイチョウの黄色と赤みの残るモミジ。冬の入口とは思えないほど色が残っていて、風が吹くたびに葉が舞い、どこか映画みたいでした。ベンチに座って温かい飲み物でも飲もうと提案し、御苑内にあるスターバックスへ向かうと…そこにはさらに長い列。並び始めたのはいいものの、なかなか進まない。時計を見ると、10分、15分…最終的には約30分待ち。

ただ、不思議なもので、この待ち時間が会話を自然にしてくれました。好きな音楽の話、なぜアプリを始めたのか、仕事のこと、趣味のこと。普段なら聞きづらい質問も、列に並ぶあいだの時間がお互いをほぐしてくれたように感じます。コーヒーを受け取って席に着いたころには、最初のぎこちなさはかなり減っていました。

手は…その日は繋ぎませんでした。気持ちはあったけれど、焦らなくていいと思ったからです。むしろ、ゆっくり距離が縮まる感じが嬉しかった。少し遠慮しながら歩く距離、紙カップの温もり、イチョウの下で聞いた笑い声。今でも記憶に残っています。

スタバ30分待ちは大変だったけれど、その時間すらデートの一部でした。もしこれから同じように初デートで新宿御苑を選ぶ人がいるなら、週末は混雑を覚悟しておいたほうがいいです。でも、並んだ時間のおかげで話せることもある。効率だけでは測れない、恋の始まりってそういうものかもしれませんね。

あの冬の日、紙コップを持って並んだ時間は、今思うと悪くなかった。むしろ心が少しずつ近づいた証拠のように思えます。

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