気づけば1日のどこかで必ず思い出す。
仕事の合間、寝る前、電車の中、ふと開いたSNS…。
「なんでこんなに彼女のことばかり考えてしまうんだろう?」
そう思ったことがある人は意外と多い。
実はこれ、ただの“片思い”では収まらない。
人間の脳の仕組み、恋愛ホルモン、そして「期待」という心理が複雑に絡んでいる。
■① 無意識に “ご褒美ホルモン” を求めている
「好きな子のことを考える=幸せを感じる」
これ、ほぼ本能に近い。
人は誰かに好意を持つと、
ドーパミン(快楽のホルモン) が出やすくなる。
たとえば
- LINEが返ってきた
- SNSで見つけた
- 話せた
- 思い出しただけ
たったこれだけでも脳は“報酬”を受け取ったような感覚になる。
だから、
「考えるだけで気持ちが満たされる」→「また考えたくなる」
というループが起きる。
これは悪いことではなく、自然な恋愛反応。
■② 「うまくいく可能性」を探して考えてしまう
恋愛は“確率ゲーム”でもある。
人間は「好き」という感情が強くなるほど、
頭の中で無意識にシミュレーションを始める。
- 次に会えたら何話そう
- いつLINEすべき?
- 好きになってくれてる?
- 脈ある?脈ない?
この“未来予測”をする行動こそ、
好きな子のことを長く考えてしまう最大の原因。
期待があるからこそ、
人は何度も何度もその人を思い出す。
■③ 「不安」と「希望」が共存している
恋愛で一番心を占領するのは、実は“ドキドキ”や“好き”よりも
不安と期待のせめぎ合い。
- 嫌われたらどうしよう
- 返事が遅い…
- 他の男の影がある
- でも、もしかしたら脈アリ?
この状態になると、
脳は勝手に“答え合わせ”をしようとして思考が止まらなくなる。
つまり、
「彼女を考える」のではなく、「状況の答え」を探してしまう
これが頭から離れない正体でもある。
■④ 自分の時間が彼女中心に回り始めている
好きな人にハマり始めると、
「自分の生活の軸」が相手に寄っていく。
・LINEの通知が気になる
・送る文章を何度も見直す
・SNSを何度もチェック
・休みの日の過ごし方を相手基準で考える
これらは全部、
恋愛初期に起きる“没頭モード”。
悪いことではないけど、
やりすぎると相手に依存してしまい、逆に恋愛がうまくいかなくなることもある。
■⑤ それは「本気」になり始めているサイン
結局、好きな女の子のことを考える時間が増えるというのは、
自分でも気づかないうちに本気度が高まってる証拠。
遊びや暇つぶしではそんなことは起きない。
時間を奪われるほど、その子が特別になっているということ。
■結論:考えるのは自然。でも、バランスが大事
恋愛では“考えること”は悪くない。
怖いのは…
✔ 自分の生活の質が下がってしまうこと
✔ 相手の行動に一喜一憂しすぎること
✔ 追いすぎて重くなること
この3つだけ。
もし、考えすぎてしんどくなってきたら、
一度“自分の時間”を取り戻すことが必要。
恋愛は、追う側が疲れると負ける。
余裕がある人のほうが、結果的に好かれやすい。


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