彼女のLINE返信がいつも深夜3時…その理由と本音を探った話

口コミ・体験談

俺には以前、やり取りを続けていた女性がいた。出会い系アプリで知り合い、最初はお互いゆるく雑談を重ねていただけだったが、やがて音楽の趣味やおすすめのコーヒー豆など、少しずつ深い話題へと進んでいった。彼女は笑いのセンスもよく、軽い冗談ですぐ返してくれる明るいタイプ。だが一つだけ不思議なことがあった——返信が来るのは決まって真夜中の3時前後だったのだ。

 最初は偶然だと思っていた。遅くまで仕事かもしれないし、友達と飲み歩いて夜更かししているのかもしれない。だがやり取りが続くほど、その時間帯の固定感が強まっていった。俺の送信は夜9時。既読は付かず、寝落ちしかけた頃にポーンと通知が鳴り、画面には短く「お疲れさま〜」の文字。眠い目をこすりながら返信しても、彼女はそこからなぜか会話を楽しみ出す。夜風が冷たい季節でも彼女の文章は温かく、妙に甘い空気が漂っていた。

 だがある時ふと疑問が生まれた。
「なぜ毎回3時なのか?」
「俺はその時間にしか彼女の心に存在できないのか?」

 深夜の返信は、相手を考えすぎる時間を作ってしまう。言葉にしない不安や期待がふくらみ、スマホの光だけが部屋を照らす。既読が付かない間、俺は延々と考えた。「他の男と飲んでた?」「忙しいだけ?」「俺は優先順位が低い?」答えは分からないからこそ苦しい。彼女は悪気なく、ただ生活リズムが夜型なのかもしれない。それでも恋は得てして、勝手な想像が火をつける。

 ある晩、素直に聞いてみた。「いつも夜更かし?」
返ってきた返信は、3時14分。

「うん、仕事終わってお風呂入って、やっとひと息つけるのがこの時間なの。人と話す余裕が出るのも深夜だけなんだよね」

 そのメッセージを見て、胸の中の霧が少し晴れた。俺は勝手に不安になっていただけで、彼女なりの生活とペースがあっただけなのだと気づいた。同時に思った。「深夜の彼女は、素の時間にいるのかもしれない」と。日中は仕事や外の顔、深夜は本音に近い時間。返信が遅いのではなく、俺が彼女の“心がオフになった時間”に招かれていたのかもしれない。

 もし返信が深夜3時になる女性と付き合いたいなら、追い詰めず、責めず、生活リズムを理解することが大切だと思う。焦らず寄り添うことで、距離は自然と縮まる。昼に返ってこないLINEにイライラせず、「夜に話せる相手でいられる俺でいい」と思えたら、恋は少し優しくなる。

 深夜のスマホ画面に浮かぶ彼女の言葉。それは日中より少し柔らかく、眠気混じりで、俺だけに開かれた秘密の扉のようだった。
もし今、同じ状況の人がいるなら、焦らないでほしい。返信の時間帯は、愛情の量を示す指標ではない。
恋は、速度よりも呼吸だ。相手のリズムを知り、合わせることで初めてハーモニーになる。

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