【体験談】高校生の頃、4歳年上の従姉妹と深夜のネットカフェデートをした話

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高校生の頃、4歳年上の従姉妹とネットカフェに行った夜がある。
ただの親戚と言えばそれまでだけど、当時の俺にとって彼女は「少し大人で、特別な存在」だった。親戚同士とはいえ、妙にドキドキした。今思うと、恋なのか憧れなのか、自分でも判断がつかない曖昧な感情だった。

彼女は大学生で、俺より4つ年上。落ち着いていて、服のセンスもよくて、同じ家族の集まりにいてもどこか別世界の人みたいに見えた。夏休みの帰省で久々に会った時、「暇なら夜ドライブ行く?」と誘われたのが始まり。夜の風、車内の甘い香り、窓から入る夏の湿気。俺はすべてに酔っていた。

ドライブの帰り、彼女が言った。

「ちょっと寄り道していこうか。ネットカフェ、行ったことある?」

俺はもちろん初めてで、胸が高鳴った。受付で身分証を出す彼女の横顔が大人びて見え、「俺も早く大人になりたい」と本気で思った。

ふたりでペア席に入る。薄暗い空間、背もたれの高いソファ、モニターの光だけが顔を照らす。距離は自然と近づき、俺は緊張で喉が乾いた。ジュースを飲む手が震えていたのを覚えている。

「高校って楽しい?」と彼女が聞いた。
「まあまあ。でも時間はたっぷりある」
無理して大人っぽく返したのが、今思えば可笑しい。

映画を観たり、ゲームをしたり、くだらない話をして笑った。肩が触れれば鼓動が跳ねた。意識しないふりをしながら、ずっと意識していた。

夜中の3時、彼女が少し眠そうに寄りかかってきた瞬間、俺は息を止めた。香り、体温、距離感。恋人でもない、家族でもない、言葉にできない関係。あの時間だけは、世界に二人きりになれた気がした。

でも、甘いだけの夜じゃなかった。帰り道、車内でふと彼女が言った。

「いつか本気で好きな子ができたら、大事にしなよ。女の子は優しい言葉より行動で安心したりするから」

その言葉が胸に刺さった。
俺が彼女を好きだったのかどうか、答えは出なかった。けれど、恋を知る前の予行練習みたいな夜だったのかもしれない。

今、出会い系サイトで恋人や相手を探している人へ伝えたい。
誰かと過ごす時間は「関係の名前より、心の温度」で記憶に残る。付き合っていなくても、好きと言えなくても、忘れられない瞬間がある。

人と出会うってそういうものだ。
距離が近づいたり離れたりしながら、人生の引き出しにそっとしまわれていく思い出がある。俺にとってあの夜は、恋の入り口だった。

あのネカフェ帰りの夏の風と、寄りかかった肩の重みは、今でも鮮明に覚えている。

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