マッチングアプリや出会い系サイトを使っていると、複数の人と同時期にメッセージを交換することがある。
まだ誰とも交際していない段階なら、それ自体は珍しいことではない。
ところが困るのが、二人の女性からほぼ同じ日時にデートへ誘われた場合だ。
例えば、一人から、
「土曜日の夕方、ご飯に行きませんか?」
と誘われる。
うれしく思って予定を確認しているところに、別の女性からも、
「土曜日、会えませんか?」
と連絡が来る。
しかも希望する時間までほぼ同じ。
こんな状況になったら、どうすればいいのだろう。
二人から誘われたこと自体はうれしい。
しかし対応を間違えると、せっかく築いてきた関係を壊してしまう可能性もある。
今回は、二人の女性からデートに誘われて時間がバッティングした場合について考えてみたい。
二人から誘われても浮かれすぎない
まず注意したいのは、
「二人から誘われた=自分はものすごくモテている」
と考えすぎないことだ。
マッチングアプリでは複数の人とやり取りすることがある。
お互いがまだ交際相手を決めていない段階なら、何人かと会って相性を確認している人もいるだろう。
そのため、二人から誘われること自体は十分あり得る。
もちろん誘われればうれしい。
ただし、ここでテンションが上がりすぎると、
「昼にAさん、夜にBさんと会えばいい」
などと無理な予定を組みたくなる。
しかし、これは意外と難しい。
同じ時間に二人とは会えない
当たり前だが、同じ時間に二人の女性と別々の場所でデートすることはできない。
どちらかの日程を変更する必要がある。
ここで大切なのは、無理に両方を同じ日に詰め込まないことだと思う。
例えば、
13時からAさん。
17時からBさん。
理論上は可能かもしれない。
しかし最初のデートが予定より長くなったらどうするのか。
会話が盛り上がっているのに、
「次の予定があるので帰ります」
と切り上げることになるかもしれない。
移動時間も必要だ。
さらに、二人目のデートでは疲れてしまう可能性もある。
せっかく会うなら、その人との時間に集中したい。
そう考えると、基本的には別の日にした方が落ち着く。
先に約束した人を優先するのが分かりやすい
では、どちらをその日にするのか。
迷ったときに最もシンプルなのは、
先に約束が確定した人を優先する
という考え方だ。
例えばAさんと土曜日18時に会う約束をした後、Bさんから同じ時間に誘われた。
この場合はAさんとの予定を守る。
Bさんには別の日を提案する。
この方法なら、
「どちらの女性が魅力的か」
という比較を毎回する必要がない。
先約を守るというルールで判断できる。
これは恋愛に限らず、人との約束では自然な考え方だと思う。
後から誘ってくれた女性には代替日を出す
断るときに重要なのは、
「その日は無理です」
だけで終わらせないことだ。
本当に会いたい相手なら、別の日を提案する。
例えば土曜日が難しいなら、
「土曜日は予定があるのですが、日曜日なら空いています」
という形だ。
もちろん、わざわざ、
「別の女性とデートするので無理です」
と説明する必要はない。
まだ交際前なら、自分のすべての予定を相手に伝える必要もないだろう。
「先約がある」
「予定が入っている」
程度で十分だ。
重要なのは理由の詳細ではなく、別の日なら会いたいという意思を伝えることだ。
嘘を重ねるのは避けたい
一方で、予定を調整するために複雑な嘘を作るのはおすすめしにくい。
「仕事が入った」
「親戚が来る」
「体調が悪い」
など、本当ではない理由を作ると、後から話が合わなくなることがある。
一つの嘘を守るために、さらに説明が必要になる。
恋愛初期はまだ信頼関係を作っている途中だ。
その段階で余計な嘘を増やすメリットは少ない。
「その時間は予定があります」
これだけでいい。
すべてを話さないことと、嘘をつくことは違う。
「どちらが本命か」で決める方法もあるが注意
もう一つ考えられるのが、
「より会いたい方を優先する」
という方法だ。
まだ約束が確定していない段階なら、それも選択肢になる。
例えばAさんから、
「土曜日あたりどうですか?」
と聞かれているだけで時間は決まっていない。
そこへ以前から気になっていたBさんから、
「土曜日18時に会いませんか?」
と具体的な誘いが来る。
この場合なら、Bさんとの予定を先に確定し、Aさんには別日を提案することもできる。
ただし、一度確定した約束を、
「もっと会いたい女性から誘われたから」
という理由でキャンセルするのは避けたい。
相手から見れば、自分との約束を軽く扱われたことになるからだ。
二人を比較しすぎるとデートを楽しめなくなる
複数の女性とやり取りしていると、比較が始まりやすい。
Aさんは返信が早い。
Bさんは話が合う。
Aさんは会いやすい。
Bさんは趣味が似ている。
こうやって条件を並べ始めると、まるでランキングを作っているようになる。
しかし実際に会ったときの相性は、プロフィールやLINEだけでは分からない。
だから初期段階では、
「どちらが上か」
と急いで決めなくてもいいと思う。
それぞれと一対一で向き合ってみる。
そのうえで、自分が自然に話せるのは誰なのかを考える。
条件比較より、その方が実際の恋愛には近い。
デート中はもう一人のことを考えない
Aさんと会うと決めたなら、その時間はAさんとのデートに集中する。
スマートフォンを何度も確認して、
「BさんからLINEが来ているかな」
と気にしていたら、目の前の相手にも伝わるかもしれない。
反対にBさんと会う日はBさんに集中する。
複数の人とやり取りしていたとしても、会っている時間まで同時進行にする必要はない。
一人ずつ向き合う。
単純だが、かなり大切なことだと思う。
交際が始まったら状況は変わる
ここまでの話は、あくまで特定の相手と交際関係になっていない段階を想定している。
恋人関係になった後も同じように複数の女性とデートする話ではない。
交際が始まれば、お互いに考える関係性や約束によって状況は変わる。
マッチングアプリで複数の人と話している段階と、恋人がいる状態を混同しないことが重要だ。
誰かとの関係を真剣に進めると決めたなら、他の相手とのやり取りをどうするのか考えるタイミングも来る。
二人から誘われたときほど誠実さが出る
二人の女性から同じ時間にデートへ誘われる。
一見すると「モテる話」に見える。
しかし実際に試されるのは、モテるかどうかではなく予定の扱い方なのかもしれない。
先にした約束を守る。
難しい相手には別の日を提案する。
余計な嘘をつかない。
会っている間は、その人との時間に集中する。
まだ交際前なら複数の人と話すこと自体はあり得る。
だからこそ、相手を雑に扱わないことが重要になる。
二人から誘われたからといって、二人を同時に満足させようとする必要はない。
一人とは今日会う。
もう一人とは別の日に会う。
そして、それぞれの時間を大切にする。
予定がバッティングしたときに必要なのは、複雑な恋愛テクニックではない。
先約を大切にして、会いたい相手には別の日をきちんと提案する。
結局、それが一番シンプルで、相手にも自分にも無理のない対応なのだと思う。


コメント