出会い系サイトで遊ぶと自分の世界に入るかも|頭の中にできる「自分だけのランキング」

マッチング後の心理

出会い系サイトやマッチングアプリを長く使っていると、ときどき不思議な感覚になる。

サイトを開く。

プロフィールを見る。

メッセージを送る。

返事が来る。

LINEを交換する。

しばらく話していると、実際に会うこともある。

こうしたことを繰り返しているうちに、いつの間にか「自分だけの世界」ができてくるような気がする。

たとえば私の場合、複数の出会い系サイトやマッチングアプリを使ってきた。

すると頭の中で自然に、

「この人とは話しやすい」

「この人は返信が早い」

「この人とは会えそう」

「この人とは長く続いている」

といった比較をするようになる。

誰かが作ったランキングではない。

自分の中だけに存在するランキングだ。

今回は、出会い系サイトを長く利用していると生まれてくる「自分の世界」について考えてみたい。

出会い系を始めたばかりのころは全員が同じに見える

登録したばかりのころは、プロフィールに表示される人たちは、ある意味では全員同じスタートラインにいる。

まだ話したことがない。

どんな性格なのか分からない。

自分との相性も分からない。

プロフィール写真や自己紹介文など、画面上の情報を見て判断するしかない。

ところがメッセージを交換すると、一人ひとりに違いが出てくる。

返事が丁寧な人。

短文の人。

毎日返信してくれる人。

数日後に返信する人。

話がすぐ終わってしまう人。

LINE交換まで進む人。

実際に会える人。

こうした経験が積み重なることで、画面の向こう側にいた人たちが、自分の中で少しずつ違う存在になっていく。

頭の中に「自分だけのランキング」ができる

何人かと同時期にやり取りするようになると、私は無意識に順位のようなものを作ってしまうことがある。

もちろん、本当に1位、2位、3位と数字をつけるわけではない。

もっと曖昧なものだ。

たとえば、

「今、一番話していて楽しい人」

「会ってみたい人」

「長くやり取りしている人」

「最近ちょっと気になっている人」

「以前はよく話していたけれど、最近は距離ができた人」

といった具合だ。

これは一般的な「人気ランキング」とはまったく違う。

世間でどれだけ人気がある人なのかは関係ない。

自分との関係だけで順位が変わる。

だから、完全に「自分の世界の中のランキング」なのだと思う。

返信一つでランキングが変わることもある

面白いのは、このランキングがかなり簡単に変わることだ。

昨日まで頻繁にメッセージをくれていた人から、急に返信が来なくなる。

反対に、あまり期待していなかった人と急に話が盛り上がる。

一度会ったことで印象が大きく変わることもある。

「プロフィールでは普通だと思っていたけれど、実際に会ったら話しやすかった」

ということもあれば、その逆もある。

そうなると、自分の中の順位も入れ替わる。

昨日まで気になっていた人より、新しく知り合った人のほうが気になり始めることもある。

出会い系サイトを使っていると、この変化が短期間に何度も起きる。

これも独特な世界だと思う。

アプリそのものにも自分ランキングができる

ランキングができるのは相手だけではない。

出会い系サイトやマッチングアプリそのものについても、自分の中で順位ができてくる。

世間の口コミランキングではAというアプリが高評価でも、自分ではBのほうが使いやすいかもしれない。

これは実際に使ってみないと分からない。

年齢によっても違うだろう。

地域によっても違う。

プロフィールの内容や利用目的によっても違うと思う。

私自身、いくつものサービスを使ってきたことで、「世間のランキング」と「自分のランキング」は別物だと感じるようになった。

ネット上で1位だから、自分にとっても1位とは限らない。

自分が実際にやり取りできたか。

話が続いたか。

会うところまで進んだか。

使っていて疲れなかったか。

そうした個人的な経験によって評価は変わる。

口コミサイトを見るときも、この違いは意識しておいたほうがいいと思う。

自分の世界に入りすぎると周囲が見えなくなることもある

ただし、「自分の世界」ができることには注意点もある。

出会い系サイトを何度も開いていると、返信が来たかどうかが気になってしまうことがある。

「あの人から今日は連絡が来るかな」

「さっきオンラインだったのに返信がない」

「新しくいい人はいないかな」

そんなことばかり考えるようになると、出会い系サイトの中の出来事が必要以上に大きく感じられる。

しかし、スマートフォンを閉じれば、現実には別の生活がある。

仕事もある。

食事もある。

趣味もある。

友人や家族との時間もある。

出会い系サイトは生活の一部分であって、世界のすべてではない。

これは長く使うほど忘れないようにしたいと思っている。

「ランキング上位=相性がいい」とは限らない

もう一つ感じるのは、自分の中で気になる順位が高い相手だからといって、本当に相性がいいとは限らないことだ。

返信が早いから気になる。

写真が好みだから気になる。

積極的に話してくれるから気になる。

それ自体は自然だと思う。

しかし、実際の人間関係はもっと複雑だ。

メッセージでは話が合っても、会ったら雰囲気が違うこともある。

逆に、メッセージでは地味だった相手と実際に会ったら意外と楽しいこともある。

だから私は、自分の中のランキングを絶対的なものだとは考えないほうがいいと思っている。

あくまで「今の自分がどう感じているか」を表しているだけなのだ。

出会い系口コミも「その人の世界」なのかもしれない

これは出会い系口コミサイトを書く側としても重要だと思う。

「このアプリは出会える」

「このサイトは出会えない」

という口コミを見かけることがある。

しかし、それはその人が体験した世界の話でもある。

年齢も違う。

住んでいる場所も違う。

利用期間も違う。

相手に求めるものも違う。

だから、私が自分の経験を書く場合も、「自分の場合はこうだった」という視点を大切にしたい。

私のランキングが、そのまま読者のランキングになるとは限らない。

むしろ、

「この人の場合はこうだったのか」

という一つの参考材料として読んでもらうほうが自然だと思う。

まとめ|出会い系には「自分だけの世界」ができる

出会い系サイトやマッチングアプリを長く使っていると、不思議な世界ができてくる。

やり取りしている人が増え、それぞれとの関係が変化し、自分の頭の中に独自のランキングのようなものが生まれる。

アプリについても同じだ。

世間で人気のアプリより、自分が実際に話せたアプリのほうを高く評価することもある。

私は、これも出会い系を使う面白さの一つだと思っている。

ただ、その世界が大きくなりすぎて、返信や相手の反応だけで一日の気分まで決まってしまうようになると少し疲れる。

自分のランキングは、自分のその時点での感覚にすぎない。

順位は明日になれば変わるかもしれない。

そしてスマートフォンの外には、出会い系とは関係のない生活が続いている。

出会い系サイトを楽しみながら、ときどき画面を閉じて自分の生活に戻る。

そのくらいの距離感で遊ぶほうが、私は長く楽しめるのではないかと思っている。

※この記事は筆者個人の利用経験や考えをもとにした体験・考察記事です。サービスや利用者によって感じ方や結果は異なります。

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