2020年代のはじめ。
私は真剣に結婚を考えるようになり、いくつかの婚活サイトやマッチングアプリの口コミを徹底的に調べていた。当時はまだコロナ禍の影響もあり、オンライン婚活が一気に広がっていた時期でもある。アプリの種類は多いし、口コミは賛否両論で、何を信じればいいのか分からなかった。
そんな中で、私がもっとも信頼できると感じたのが「Pairs(ペアーズ)」だったのだ。
理由はシンプルで、口コミの“リアルさ”が圧倒的だったからだ。他のアプリは、少し怪しい高評価が並んでいたり、ステマっぽい内容がちらほら見えたりしたが、Pairsだけは利用者の本音がしっかり書かれていた。
たとえば、「いいねが返ってこない」「会うまでに時間がかかる」などの厳しい声も正直に投稿されている一方で、「実際に会えた」「結婚できた」「趣味が合う人に出会えた」といった前向きなレビューも多かった。
良い口コミと悪い口コミの“バランス”が取れていたことが、逆に信頼できたのです。
また、Pairsは当時から 会員数がダントツに多かった。口コミでも「地方でも出会える」「同年代の相手が多い」といった声が多く、母数の大きさがチャンスを生むのは当たり前の話だが、婚活では本当に重要なポイントだ。
実際に使ってみると、口コミ通りの印象だった。プロフィールがきちんと作り込まれている人が多く、何より真剣度が高い。日常の延長で軽く使うアプリとは違って、Pairsは“婚活モード”の人が多いとすぐに分かった。
やり取りも丁寧で、無言でフェードアウトされることは少なかった。
私自身、2020年代前半に数人とメッセージを続け、実際に会うことができた。特に印象的だったのは、口コミに書かれていた通り「夕方以降にメッセージが返ってきやすい」という点だ。仕事終わりの時間帯は返信率が高く、実際に私は夜の19時〜21時がもっともマッチングから会話につながりやすかった。
複数のアプリを同時に比較した時期もあったが、最終的にPairsだけが“残った”。
理由は「口コミの通りだった」から。
多くのアプリは口コミと実際の体験に差があった。マッチングしない、メッセージが続かない、怪しい誘導があった…そんなギャップを強く感じた。
しかしPairsに関しては、口コミの印象と現実が一致していた。会員数が豊富で、年齢層も広く、婚活に真剣な相手と出会いやすい。私はその誠実さに安心感を覚えた。
2020年代のはじめ、口コミを頼りに婚活を始めた私が、最終的に「Pairsがベスト」と実感した理由。それは、華やかな宣伝よりも“利用者の声”が信用できたからだ。
あの頃の判断は、今振り返っても間違っていなかったと思っている。


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