はじめに
出会い系サイトについて検索すると、必ずと言っていいほど目にする言葉がある。
「美人局(つつもたせ)」
「危険人物」
「恐喝」
「トラブル」
初めて利用する人にとっては、不安になる情報ばかりだ。
私自身も利用を始めた頃は、「本当に安全なのだろうか」と心配していた。
しかし、10年以上利用してきた中で、私は一度も美人局の被害に遭ったことがない。
もちろん、運が良かった部分もあるだろう。
ただ、それだけではない。
自分なりに気を付けていたことがあった。
今回は、その経験を書いてみたい。
最初から警戒心は持っていた
出会い系を始めた頃は、インターネット上にも危険性を指摘する情報が多くあった。
そのため、最初から「誰でも信用しない」という意識を持っていた。
疑いすぎる必要はない。
しかし、初対面の相手をすぐ信用することもしなかった。
このバランスが大切だったと思う。
初対面は人が多い場所
待ち合わせ場所は、できるだけ人通りが多い場所を選んでいた。
駅前。
大型商業施設。
カフェ。
昼間の飲食店。
最初から人気のない場所を指定された場合は、一度立ち止まって考えるようにしていた。
安全な場所で会うだけでも、トラブルの可能性は下げられる。
焦って会わない
「今すぐ会いたい。」
「すぐ来て。」
そんな誘い方をされたこともあった。
しかし私は、急いで会うことは少なかった。
メッセージを重ね、
相手の話し方や雰囲気を見ながら判断していた。
少し時間をかけることで、不自然な点に気付くこともある。
お金の話には慎重になる
私が特に注意していたのは、お金に関する話だった。
会う前から、
「困っている。」
「助けてほしい。」
「お金を貸して。」
このような話が出てきた場合は、距離を置くようにしていた。
健全な出会いを求める人であれば、最初から金銭を求めることは少ないと考えていたからだ。
違和感を大切にする
経験を重ねると、小さな違和感にも気付きやすくなる。
話がかみ合わない。
質問に答えない。
急に場所を変えたがる。
こうした違和感が積み重なるときは、無理に会わない選択をした。
「何となく嫌だな。」
その感覚は意外と大切だった。
相手も普通の人が多かった
ニュースや体験談を見ると、危険な話ばかりが目立つ。
しかし、実際にやり取りした人の多くは、ごく普通の社会人だった。
仕事をしている人。
趣味を楽しんでいる人。
休日を有意義に過ごしたい人。
もちろん全員ではないが、普通の出会いを探している人も多かった。
トラブルになりそうなら引く
無理に約束を続けることはしなかった。
少しでも危険だと思ったら断る。
返信をやめる。
予定を変更する。
「せっかくここまで話したから。」
そんな理由で会うことは避けた。
運もあったと思う
10年以上、美人局に遭わなかったのは、自分の判断だけでは説明できない。
運もあったと思う。
利用する時期。
地域。
タイミング。
偶然が重なった部分もある。
だから私は、「絶対に安全だった」とは言わない。
出会い系は自己防衛も大切
サービス側も安全対策を行っている。
しかし、それだけでは十分ではない。
利用者自身も、
冷静に判断する。
個人情報を簡単に教えない。
不安を感じたら会わない。
こうした基本的な意識を持つことが重要だと思う。
これから利用する人へ
出会い系は便利なサービスである一方、インターネット上で知らない人と知り合う場所でもある。
だからこそ、
焦らない。
無理をしない。
違和感を無視しない。
この3つを意識するだけでも、安心して利用しやすくなると感じている。
まとめ
私は10年以上出会い系サイトを利用してきたが、美人局と思われる被害には遭わなかった。
もちろん、それは「絶対に安全」という意味ではない。
安全だった背景には、人が多い場所で会うことや、お金の話に慎重になること、違和感を大切にすることなど、自分なりの判断があった。
出会い系サイトには良い出会いもあれば、注意すべき場面もある。
だからこそ、過度に怖がることも油断することもせず、冷静な気持ちで利用することが大切だと思う。
10年以上利用した経験から感じたのは、「安全はサービス任せではなく、自分自身の行動でも守るもの」という、ごく基本的なことだった。


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