20世紀の出会い系サイトランキング|1990年代末の出会い文化を振り返る

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20世紀末は「アプリ前夜」だった

今の出会いはマッチングアプリが中心ですが、20世紀末の日本ではまだその形はできあがっていませんでした。
1990年代前半から中盤にかけては、テレクラやツーショットダイヤルのような電話型の出会い文化が強く、1995年のWindows 95以降はパソコンとインターネットの普及が進み、1999年のiモード開始で携帯経由の出会い系が一気に広がりました。テレクラは1980〜90年代の日本独特の出会い文化とされ、1999年にはiモード用の匿名掲示板や出会い系サイトが社会問題化しています。

第1位 テレフォンクラブ系

厳密には「サイト」ではありませんが、20世紀の出会い文化を語るなら外せないのがテレクラです。
1990年代の日本では、出会いの入口として非常に大きな存在感があり、後の出会い系サイト文化の土台にもなりました。インターネット以前の「匿名で異性とつながる仕組み」として、最も象徴的な存在だったと言えます。

第2位 ツーショットダイヤル系

これも電話型ですが、20世紀末の出会い市場では強い存在でした。
一対一でつながる仕組みは、後のメッセージ型サービスや掲示板型サイトに近い発想です。現在のマッチングアプリに比べると原始的ですが、「知らない相手と匿名で接点を持つ」という文化を広げた点で非常に重要でした。これは20世紀の出会い系を考える上で、ネット型の前史にあたります。

第3位 iモード系匿名掲示板・初期携帯出会い系

1999年のiモード開始は大きな転換点でした。
携帯からネットにつながるようになり、匿名掲示板や出会い系サイトが登場して一気に大衆化します。20世紀の終わりに「出会い系サイト」という言葉が社会に強く浸透したのは、この流れがあったからです。今のスマホアプリ時代の原型は、実はこの時期にでき始めていました。

第4位 スター・ビーチ(Friends!)初期

スター・ビーチは2000年代に巨大化した印象が強いですが、Friends!サービス開始は1999年12月です。
つまり、ぎりぎり20世紀組です。しかも後年には1日1,200万アクセス、月間4.5億アクセス規模まで成長したとされており、20世紀末に芽が出て21世紀に爆発した代表例でした。20世紀末ランキングに入れる価値は十分あります。

第5位 PC初期の個人掲示板・専門出会いサイト

1995年以降のインターネット普及で、個人運営掲示板や専門分野向けの出会いサイトも広がりました。
たとえば同性向けでは「MEN’S NET JAPAN」が1996年開設とされており、パソコンネットから出会いへつながる流れが見られます。大手ブランドが並ぶ時代ではなく、当時は小規模サイトや掲示板が多数分散していたのが特徴でした。

20世紀の出会い系が危うかった理由

20世紀末の出会い系文化は、便利さと同時に危うさも持っていました。
1999年には援助交際の社会問題化を背景に児童買春・児童ポルノ禁止法が施行され、その後2003年には出会い系サイト規制法も制定されます。つまり20世紀末は、出会い系が急拡大する一方で、社会がその危険性に追いついていなかった時代でもありました。

まとめ

20世紀の出会い系ランキングをまとめると、
1位 テレクラ系、2位 ツーショットダイヤル系、3位 iモード系初期出会い掲示板、4位 スター・ビーチ初期、5位 PC初期の個人掲示板型サイト群 という見方が最も実態に近いと思います。
今のようなアプリ名で競う時代ではなく、電話型から携帯ネット型へ移る過渡期だったのが20世紀末の最大の特徴です。だからこそ、出会い系の歴史を振り返ると、今のマッチングアプリ文化がどこから生まれたのかがよく見えてきます。

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